特別展「樂歴代」【樂美術館】
2025年4月26日(土)〜 8月3日(日)
日本には焼物の産地が各地にあり、それぞれが長い歴史を紡ぎ、様々な魅力を現在に伝えています。
その中でも、特に特殊な焼物が"樂焼"です。
一 樂、二 萩、三 唐津などと伝わって来たように、茶の湯の中で大切にされてきた焼物です。
殆どの焼物は産地や一定の地域で多くの人の手により発展し今に繋がって来た経緯があります。しかし樂焼は、"樂家の当主"による個人の作品の連続がその根幹を支え、連綿と数百年も続いて参りました。
"樂家 樂焼"は、現在十六代を数え、初代"長次郎"より全ての代の茶碗が残されており、初代の作品を模倣するのではなく、それぞれにオリジナル性や特色を備え作者の視線や考えを作品に色濃く落とし込んでおります。
日本の陶芸に於いても稀有な焼物と言えます。
樂焼のはじまりは、"侘び茶"を大成させた"千利休"が自身の考える"茶"に叶う和物の茶碗を陶工・長次郎に造らせたところから始まります。
当然ながら、利休居士や長次郎は400年以上前に生きていました。その大きなエネルギーをただ受け、消費するだけでは、伝統というのは腐っていきます。
樂歴代がどのように"侘び茶"を捉え、茶碗を通してそれぞれの歩みを歴史に刻んで来たのか。
"茶碗には、その人が宿る"とも云われるように、様々な時代の中、必死に生きた歴代の痕跡が茶碗に込められています。
茶碗を通し"茶"に対して色々な想いや美意識、魅力を発見したり、また感じてみてはいかがでしょうか。
~関連催事~
「Zoom de ぎゃらりー・とーく in RAKM」
館長十五代樂直入によるオンラインでのギャラリートークです。
普段の展示では目にすることができない、作品の高台、背面、見込み、印などにカメラで
接近し、制作者ならではの視点で解説します。
開催日:4月29日(火・祝) / 6月8日(日)
※参加方法などの詳細は美術館HP内「特別企画」ページにてご確認ください。
「水月雪花之茶会」
当館収蔵作品を使ってのお茶会です。席主は十五代樂直入。
茶室では当日使用のお道具について、対話がはずみます。
開催日:6月29日(日)
※参加方法などの詳細は美術館HP内「茶会」ページにてご確認ください。
主な出品作品(予定):
初代 長次郎 黒樂平茶碗 隠岐嶋 表千家六代 覚々斎 箱書付
三代 道入 赤樂筒茶碗 山人 裏千家八代 一燈 箱書付
本阿弥光悦 白樂茶碗 冠雪 益田鈍翁 所持
十五代 直入 焼貫黒樂茶碗 女媧 1993年制作
十六代 吉左衞門 今焼茶碗
基本情報
開催日程 | 2025年4月26日(土)〜 8月3日(日) |
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主催者 | 公益財団法人 樂美術館、京都新聞 |
時間 | 10:00~16:30 (入館は16:00まで) |
場所 | 公益財団法人 樂美術館 |
アクセス | JR「京都駅」・近鉄電車「京都駅」(市バス「京都駅前」)から 市バス9・50系統にて「堀川中立売」下車(徒歩約3分) 京阪電車「出町柳駅」(市バス「出町柳駅前」)から 市バス201・203系統にて「堀川今出川」下車(徒歩約7分) 阪急電車「河原町駅」(市バス「四条河原町」)から 市バス12系統にて「堀川中立売」下車(徒歩約3分) ※または阪急電車「大宮駅」で下車、徒歩で四条堀川へ行き、市バス9・12・50系統にて「堀川中立売」下車(徒歩約3分) |
ホームページ |
https://www.raku-yaki.or.jp/museum/exhibition/forthcoming_exhibitions.html |
チラシ | - |
休館日:月曜日(但し 祝日は開館)
料金
一般1,200円
大学生1,000円
高校生500円
中学生以下無料
お問い合わせ
公益財団法人 樂美術館
TEL | 075-414-0304 |
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