開館25周年記念 「和巧絶佳展 ―令和時代の超工芸」
2021年09月18日(土)~12月05日(日)
グローバル時代をむかえ、私たちをとりまく物の均質化が進むなか、日本各地で育まれてきた工芸や手仕事が独自の表現を生みだす資源として見直されている。工芸というジャンルにとらわれることなく、素材を用い、技法を駆使して工芸美を探求する本展の出品作家の取り組みは、人と物との関係を問い直すとともに、手仕事の可能性の広がりを予感させる。本展覧会では、日本の美意識に根ざした工芸的な作品によって、いま最も注目されている1970年以降に生まれた作家12人を紹介する。
展覧会名の「和巧絶佳」は、現在の日本における工芸的な作品の三つの傾向──日本の伝統文化の価値を問い直す「和」の美、手わざの極致に挑む「巧」の美、工芸素材の美の可能性を探る「絶佳」──を組み合わせた言葉である。この展覧会は、現在の日本の工芸の新しい兆候を示すだけでなく、これまで受け継がれてきた日本の手仕事の可能性を考える機会となることであろう。
【関連企画】
※申し込み方法など、詳細は美術館ウェブサイトをご確認ください。
- <舘鼻則孝氏講演会「日本古来の文化をみなおし、未来を紡ぐ“リシンク”」>
日 程 2021年10月3日(日)10:30~12:00
ゲスト 舘鼻則孝氏(本展出品作家)
定 員 50名、要申込(先着順)
会 場 大山崎ふるさとセンター*会場は美術館ではありません
参加費 無料
- <山本茜氏×木田拓也氏 対談会>
日 程 10月24日(日) 14:00–15:30
定 員 50名、要申込(先着順)
会 場 大山崎ふるさとセンター*会場は美術館ではありません
内 容 京都を拠点に活躍する山本茜氏と、本展を監修された木田拓也氏に展覧会や作品制作などについてお話いただきます
参 加 費 無料
- <ヒールレスシューズ試着体験会>
日 程
第1回 10月3日(日) 14:00–15:00
第2回 10月16日(土) 10:30–11:30
第3回 10月16日(土) 14:30–15:30
第4回 11月3日(水) 10:30–11:30
第5回 11月3日(水) 14:30–15:30
定 員 各回10名、要申込(先着順)
会 場 当美術館地中館通路
内 容 米国歌手のレディー・ガガも愛用するヒールレスシューズ。本イベントのために舘鼻則孝氏が特別に制作したヒールレスシューズを履いて、記念写真を撮ろう!
参 加 費 無料、ただし美術館入館料は別途必要
【カフェ企画 特製スイーツ】
提供期間 「和巧絶佳展 ―令和時代の超工芸」開催期間中
協 力 リーガロイヤルホテル京都
料 金 ケーキ単品 各570円
ケーキ・ドリンクセット 各970円(コーヒー/紅茶いずれかとセット)
※税込、美術館入館料は別途必要
<抹茶×柚子 Matcha et Yuzu>
― 世界が愛でる和の食材 ―
和巧絶佳展開催を記念し、世界で注目される和の食材を組み合わせたスイーツを作りました。抹茶とはちみつのスポンジケーキを交互にかさね、柚子ジャムと抹茶のシロップで香りつけをしています。
豊かなハーモニーをお楽しみください。
<ガトー・ド・マロン Gâteau de Marron>
― モネが暮らしたジヴェルニー おだやかな秋の情景 ―
食通としての顔をもつクロード・モネが残した自作のレシピをアレンジしたマロンケーキ。フランス産の栗ペーストをたっぷり使用し、しっとりとした味わいです。
栗の香りとクリームのなめらかさをお楽しみください。
基本情報
開催日程 | 2021年09月18日(土)~12月05日(日) |
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時間 | 10:00~17:00(最終入館 16:30) |
場所 | アサヒビール大山崎山荘美術館 |
アクセス | JR京都線「山崎」駅・阪急「大山崎」駅から徒歩10分 |
ホームページ |
https://www.asahibeer-oyamazaki.com |
チラシ | - |
休館日 月曜日(ただし、9月20日、11月22日・29日は開館)
振替休館日は9月21日
※施設改修のため7/5-9/17は休館いたします。
料金
一般900円、高大生500円、中学生以下無料、障害者手帳お持ちの方300円
お問い合わせ
アサヒビール大山崎山荘美術館
TEL | 075-957-3123(総合案内) |
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