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アート/音楽/劇場

松本市美術館所蔵 草間彌生 版画の世界―反復と増殖―【京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ】

2025年4月25日(金)~9月7日(日)

《生命は限りもなく、宇宙に燃え上がって行く時》2014年/木版

《生命は限りもなく、宇宙に燃え上がって行く時》2014年/木版

《こんにちは》1989年/シルクスクリーン

《こんにちは》1989年/シルクスクリーン

《愛はとこしえ(TAOW)》2004年/シルクスクリーン

《愛はとこしえ(TAOW)》2004年/シルクスクリーン

《かぼちゃ》1982年/リトグラフ、コラージュ

《かぼちゃ》1982年/リトグラフ、コラージュ

《生命は限りもなく、宇宙に燃え上がって行く時》2014年/木版
《こんにちは》1989年/シルクスクリーン
《愛はとこしえ(TAOW)》2004年/シルクスクリーン
《かぼちゃ》1982年/リトグラフ、コラージュ

世界的前衛芸術家・草間彌生(1929~)の版画の世界を紹介します。
草間彌生は1993年第45回ヴェネチア・ビエンナーレにおいて、日本を代表する作家として世界の舞台へと立ちますが、その前段で積極的に版画制作に取り組んだことも、現在の評価につながる大きな原動力となりました。

草間彌生は1979年に版画作品を初めて発表します。そこには米国から帰国後の死や苦悩をテーマにした作品とは対照的に、華やかなモチーフが色彩豊かに表現されています。それまでの抽象的な表現に加え、具体的なモチーフが色彩豊かに表現されています。南瓜、ドレス、葡萄、花や蝶など日常的なモチーフが網目や水玉で構成され、明瞭な色彩をまといます。網目や水玉の増殖が創作活動の根幹にあった草間と、複製芸術である版画は必然的に出合ったと言っても過言ではないでしょう。

近年は、富士山を主題に浮世絵の木版画の技法を用いた連作や、モノクロームの大型シルクスクリーン作品「愛はとこしえ」シリーズなど、特徴的な作品を発表しています。
本展覧会では、世界最大の草間コレクションを誇る草間彌生の故郷・長野県松本市にある松本市美術館が所蔵する340点にも及ぶ版画作品から厳選した作品に作家蔵の作品を加え、草間彌生の版画芸術の魅力と軌跡を展観します。

基本情報

開催日程 2025年4月25日(金)~9月7日(日)
主催者 朝日新聞社、朝日放送テレビ、京都新聞、京都市
時間 10:00~18:00(最終入場は閉館の30分前まで)
場所 京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ
アクセス 市バス「岡崎公園 美術館・平安神宮前」バス停下車すぐ
ホームページ https://yayoikusamahanga.exhibit.jp/
チラシ -

休館日 月曜日(祝休日の場合は開館)

料金

*本展の詳細は、2025年1月頃発表予定です。
前期・後期で作品全点入れ替えのため、前期・後期セット券の発売も予定しています。

お問い合わせ

京都市京セラ美術館

TEL 075-771-4334

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