「アンゼルム・キーファー:ソラリス展」【二条城】
2025年3月31日(月) ~ 6月22日(日)
会期中無休
京都の歴史と文化に触れながら、キーファー氏の作品の美しさをご堪能ください。
アンゼルム・キーファー 1945年ドイツ・ドナウエッシンゲン出身。フライブルク大学で法律を学ぶが、美術家を志して69年にカールスルーエ芸術アカデミーに入学。70年にデュッセルドルフ芸術アカデミーに移り、ヨーゼフ・ボイスに師事した。69年、ヨーロッパ各所でナチ式に敬礼する自身の姿を撮影した写真シリーズ「占拠」を発表。その後も、ナチスの無謀なイギリス侵略計画を取り上げた「あしか作戦」(1975)などの写真作品で、ドイツの歴史上の記憶を揺り起こした。80年、第39回ヴェネチア・ビエンナーレ西ドイツ館で個展を開催し、好評に終わる。この頃から、神話や宗教といった普遍的なテーマへと移行し、わらをキャンバスに付着させた絵画シリーズを制作。82年には鉛を素材に用い、物質感のある叙情的な大作を手がける。また、しばしばユダヤ系詩人パウル・ツェランの言葉を参照したほか、植物と星の運行に関係があると考えた神秘家ロバート・フラッドに捧げた作品があり、宇宙にも関心を寄せる。 主な作品に《マルガレーテ》(1981)、《オシリスとイシス》(1986~87)、《2つの大河に挟まれし土地(女司祭)》(1986~88)。絵画、彫刻、インスタレーションなど多様に展開する。ウルフ賞芸術部門(1990)、高松宮殿下記念世界文化賞(1999)、ドイツ出版協会平和賞(2008)を受賞。日本では、93年に大規模回顧展「アンゼルム・キーファー メランコリア―知の翼」展が京都国立近代美術館(セゾン美術館[東京]、広島市現代美術館を巡回)で開催された。 また、2024年には映画 『アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家』が公開された。本作は、長年にわたり 『パリ、テキサス』 や 『ベルリン・天使の詩』 などで高く評価されてきた名匠 ヴィム・ヴェンダース が監督を務めたドキュメンタリー作品である。近年では、映画 『Perfect Days』(主演:役所広司)で再び国際的な注目を集めた。
基本情報
開催日程 | 2025年3月31日(月) ~ 6月22日(日) 会期中無休 |
---|---|
主催者 | 京都市、ファーガス・マカフリー |
時間 | 9:00~16:30 *二条城の最終入城は16:30、17:00閉門 |
場所 | 元離宮 二条城 二の丸御殿台所・御清所 |
アクセス | 地下鉄東西線「二条城前」駅下車すぐ |
ホームページ |
https://kieferinkyoto.com/index.html |
チラシ | - |
料金
プレミアムチ ケット¥3,500
一般 2200円
京都市民・大学生 1500円
高校生 1000円
中学生以下 無料
(補足)別途、二条城への「入城券」(一般800円)の購入が必要です。
※日時指定チケットを事前にご購入下さい。
※学生料金で御入場される方は、所属される学校の学生証を展覧会会場入口で御提示ください。
※京都市民割引料金を御利用の方は、京都市内の住所が記載された顔写真付身分証明書(免許証やマイナンバーカード等)を展覧会会場入口で御提示ください。
※上記割引チケットを御利用される方で、割引対象の確認ができる物をお持ちいただけない場合、現地にて一般チケットとの差額をお支払いいただきますので予め御了承ください。
*チケットは下記予約フォームで購入できます。
お問い合わせ
Anselm Kiefer: SOLARIS 運営事務局
日本コンベンションサービス株式会社
TEL | kieferinkyoto@convention.co.jp |
---|---|
予約フォーム | フォームからご予約 |
この情報を共有する
-
Xでシェア
-
Facebookでシェア
-
LINEで送る
URLをコピー