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アート/音楽/劇場

京都・太秦キネマのまち〜小津安二郎〜【京都市右京ふれあい文化会館】

2025年12月4日(木)・5日(金)

映画の巨匠・小津安二郎の名作を映画のまち京都・太秦で

日本映画の巨匠・小津安二郎の名作4本を2025年12月4日(木)・5日(金)に右京ふれあい文化会館ホールで上映します。12月4日は、戦後の庶民生活を小津流に活写したカラー作品『お早よう』と、世界中の映画監督が選ぶ至高の作品『東京物語』を上映。12月5日は、初のカラー作品『彼岸花』で娘を嫁にやる父親を描き、戦後生活の色彩を映し出すとともに、『お茶漬の味』で中年夫婦の心のすれ違いと絆を丁寧に描きます。戦後の日本の家族や日常の機微を独自の視点で映し出す小津監督の世界を、太秦・映画のまちのスクリーンで体感できる特別な機会です。

2025年12月4日(木)
「お早よう」……(上映時間)12:30-14:05
「東京物語」……(上映時間)14:25-16:40

2025年12月5日(金)
「彼岸花」…………(上映時間)12:30-14:30
「お茶漬の味」……(上映時間)14:50-16:45

 「京都・太秦キネマのまち」について
今から24年前、京都市右京ふれあい文化会館はここ太秦安井の地に誕生しました。かつてこの場所には昭和7年から平成2年まで株式会社東洋現像所(現・Imagica Lab.)の京都工場がありました。その敷地は現在の会館の建物敷地のほか、南側の太秦安井公園や会館駐車場のあたり一帯を占めていました。当会館の建物デザインも右京・太秦ならではのフィルムのかたちをしています。
その工場では、羅生門(昭和25年)、雨月物語(昭和28年)、残菊物語(昭和30年)など日本を代表する名作映画の数々が現像処理され、まさにこの地から世に送り出されていったのです。さらに会館の近辺には、現在のスーパーマーケットライフに「宝プロダクション」(その後、「日本京映プロ撮影所」となる)が、大日本印刷京都工場には「JOスタジオ」が、また立石電機(現・オムロン)旧本社のあったところには「双ヶ岡(ならびがおか)撮影所」がといったように、このあたり一帯には映画関連産業が集積していました。
「京都・太秦キネマのまち」では、そうした過去の歴史や今も右京・太秦から数々の名作映画が生み出されていることを思い、右京の地場産業ともいえる「映画」に取り組んでいます。映画の上映を通して文化芸術の振興を図ること、並びに映画産業と地域の更なる活性化を図ることを目的として2021年より実施している事業です。この事業をきっかけに映画に新たな喜びを発見する方々が少しでも増えていただければと願います。

基本情報

開催日程 2025年12月4日(木)・5日(金)
主催者 京都市右京ふれあい文化会館 (公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団)
時間 12/4 12:30~16:40
12/5 12:30~16:45
場所 京都市右京ふれあい文化会館
アクセス ・JR山陰本線嵯峨野線「花園駅」下車 南へ徒歩約5分
「京都駅」から約20分
・京都市営地下鉄東西線「太秦天神川駅」下車 ①番出口から北へ徒歩約10分
・京福電鉄嵐山線「嵐電天神川駅」下車 北へ約12分
・市バス
27号系統・特27号系統「右京ふれあい文化会館前」下車
91号系統・93号系統「花園駅前」下車
8号系統・特8号系統・75号系統系統「黒橋」下車
・京都バス「花園駅前」下車
ホームページ https://www.kyoto-ongeibun.jp/ukyo/independent_business/?y=2025&m=12
チラシ PDFで確認する

休館日:毎週火曜日
休日の場合は翌平日、及び12月28日から1月4日まで

料金

入場料:前売1,000円/当日1,300円 (全席自由)
※1作品ごとにチケットが必要です。

お問い合わせ

右京ふれあい文化会館

TEL 075-822-3349

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