木版画家 立原位貫 没後10年特別展【左京区・光雲寺】
2025年11月1日(土)~3日(月・祝)
〜普段は非公開の寺院で出会う、色彩豊かな木版画の世界〜
この秋、京都・東山の名刹「光雲寺」にて、木版画家・立原位貫(1951–2015)の没後10年を記念した特別展を開催いたします。立原位貫は、ジャズ奏者から転身し、江戸時代の技法・絵具・和紙を独学で研究。浮世絵を真の意味で復刻した唯一の画家であり、同時に独自の感性によるオリジナル作品も数多く手掛けました。その功績は国内外で高く評価され、2019年には復刻作品9点が大英博物館に永久保存されています。
今回の展覧会では、代表作に加え、初公開となる肉筆屏風を特別展示。立原が生涯をかけて追い求めた「江戸の色彩と精神」が、静謐な空間に甦ります。
会場の光雲寺は、哲学の道からほど近いながら普段は一般公開されていない特別な寺院で、位貫が眠る永代供養棟もございます。NHK「猫のしっぽ カエルの手」出演時のロケ地にもなった、縁深い場所です。
また関連イベントとして、小説家・夢枕獏氏による特別トークイベントを開催。立原位貫は、夢枕氏の小説の挿絵や表紙絵を長年手掛けており、その縁から実現した企画です。芸術と文学が交差する貴重なひとときをお楽しみください。
この秋だけの特別な体験を、ぜひ京都・東山でご堪能ください。
【関連イベント】小説家・夢枕獏氏によるトークイベント
本展覧会の関連イベントとして、小説家・夢枕獏氏をお迎えし、トークイベントを開催いたします。
夢枕氏の著書『大江戸恐龍伝』や『沙門空海 唐の国にて鬼と宴す』などにおいて、立原位貫は長年にわたり挿絵や表紙絵を手がけてまいりました。
この深いご縁により、本イベントの開催が実現いたしました。
● 開催日:2025年11月2日(日)
● 時間:15:30〜
● 場所:光雲寺 仏殿
● 参加費:無料(展覧会入場料 1,200円のみ必要)
【補足情報】
・会場内の混雑状況により、入場を制限する場合がございます。
・トークイベントに合わせて、小説の挿絵・表紙絵の原画を展示します。
展示期間は、トークイベント開始から当日閉場(19:00)までとなります。
・トーク中は仏殿への出入りは自由ですが、展示作品の一部をご覧いただけない場合がございますので、ご了承ください。
・イベント終了後も作品をご覧いただけるよう、閉場時間を19:00まで延長いたします。
基本情報
開催日程 | 2025年11月1日(土)~3日(月・祝) |
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主催者 | アルテ・ビンクロ位貫 |
時間 | 10:00〜17:00 ※2日のみ19:00まで開場 ※最終入場は各日閉場の30分前まで |
場所 | 臨済宗南禅寺派 光雲寺 |
アクセス | 【京都市営バスをご利用の場合】 ・JR 京都駅から「市バス5系統」に乗車、東天王町あるいは南禅寺永観堂道で下車(徒歩約8分) 【地下鉄をご利用の場合】 ・烏丸線 京都駅から「国際会館方面行き」に乗車、烏丸御池駅で東西線「六地蔵方面行き」に乗り換え、蹴上駅で下車(徒歩約20分) ・東西線 山科駅から「太秦天神川方面行き」に乗車、蹴上駅で下車(徒歩約20分) |
ホームページ |
https://inuki-art.com/ |
チラシ | - |
料金
一般 1,200円 / 高校生以下 無料
お問い合わせ
アルテ・ビンクロ位貫
TEL | 075-752-7315 |
---|---|
info@inuki-art.com |
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