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アート/音楽/劇場

特別展・樂歴代「繋 -歴史の狭間を支えた人々-」【樂美術館】

2025年8月9日(土)〜12月21日(日)

初代 長次郎  赤樂茶碗 銘 逸馬

初代 長次郎  赤樂茶碗 銘 逸馬

尼焼 初代長次郎もしくは二代常慶・妻  黒樂茶碗

尼焼 初代長次郎もしくは二代常慶・妻  黒樂茶碗

妙修 五代宗入・娘/六代左入・妻  父娘合作  草花絵赤樂四方香合 銘 貴妃

妙修 五代宗入・娘/六代左入・妻 父娘合作  草花絵赤樂四方香合 銘 貴妃

妙修 五代宗入・娘/六代左入・妻  赤樂筒茶碗

妙修 五代宗入・娘/六代左入・妻  赤樂筒茶碗

初代 長次郎  赤樂茶碗 銘 逸馬
尼焼 初代長次郎もしくは二代常慶・妻  黒樂茶碗
妙修 五代宗入・娘/六代左入・妻  父娘合作  草花絵赤樂四方香合 銘 貴妃
妙修 五代宗入・娘/六代左入・妻  赤樂筒茶碗

伝統を守り、創造へと結びつける。
歴史はそうして時代を開いてきました。
中でも、血筋を繋ぎ代の継承を果たして、伝統を守り続けた家があります。
京都で450年間「一子相伝」の伝統を守る樂家は、その典型的な継承のあり方と言えます。樂家は、たった一人の子息が伝統を受継ぎ、作陶の全工程を己一人でこなしてきました。弟子を持たず、職人の分業を一切行わず、そのあり方は現代の作家性に近いとも言えます。
しかし、順風満帆に450年を経てきたわけではありません。
一子相伝の樂家も跡継ぎの途絶える危機に幾度か見舞われています。子息を授からず養子をとる代もあれば、病弱の兄に代わって、弟が代を継続することもありました。
さまざまな苦労や困難を父と子、母、娘、兄弟がそれぞれの立場で支え、その伝統を現代にまで繋げてきたのです。
樂美術館には、そうした一子相伝の狭間を支え次代に繋げた人々の作品が残されており、作品を通し細やかな家族の情愛をも感じられます。
展覧会では「一子相伝」のあゆみと共に、その狭間で「家族」として歴代を支え繋げてきた人々の奮励の軌跡に焦点を当てます。
 

~関連催事~

・「Zoom de ぎゃらりー・とーく in RAKM」

館長 樂直入によるオンラインでのギャラリートークです。
普段の展示では目にすることができない、作品の高台、背面、見込み、印などにカメラで
接近し、制作者ならではの視点で解説します。

開催日:8月24日(日)、10月19日(日)、11月23日(日・祝)
※詳細は美術館HP内「特別企画」ページにてご確認ください。
 

・「水月雪花之茶会」

春夏秋冬 年4回、季節に合わせた当館収蔵作品を使ってのお茶会です。
席主は十五代樂直入。当日使用のお道具について、対話がはずみます。

開催日:9月21日(日)、12月7日(日)
※詳細は美術館HP内「茶会」ページにてご確認ください。

基本情報

開催日程 2025年8月9日(土)〜12月21日(日)
主催者 公益財団法人 樂美術館
時間 10:00~16:30 (入館は16:00まで)
場所 公益財団法人 樂美術館
アクセス JR「京都駅」・近鉄電車「京都駅」(市バス「京都駅前」)から
市バス9・50系統にて「堀川中立売」下車(徒歩約3分)
京阪電車「出町柳駅」(市バス「出町柳駅前」)から
市バス201・203系統にて「堀川今出川」下車(徒歩約7分)
阪急電車「河原町駅」(市バス「四条河原町」)から
市バス12系統にて「堀川中立売」下車(徒歩約3分)
※または阪急電車「大宮駅」で下車、徒歩で四条堀川へ行き、市バス9・12・50系統にて「堀川中立売」下車(徒歩約3分)
ホームページ https://www.raku-yaki.or.jp
チラシ -

休館日:月曜日(但し 祝日は開館)

料金

一般1,200円
大学生1,000円
高校生500円
中学生以下無料

お問い合わせ

公益財団法人 樂美術館

TEL 075-414-0304

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