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光照院門跡特別見学会 〜本堂ならびに昭和天皇ゆかりの常磐会館 (旧・昭和御大典大嘗宮朝集所)を訪ねて〜

2024年6月30日(日)

一般社団法人京都府建築士会では、毎年7/1の「建築士の日」にちなんだ各種記念イベントを実施しています。
そのひとつとして、通常非公開の浄土宗寺院・光照院門跡(京都市上京区)を特別ツアー形式で見学します。

同院は南北朝時代の1356(延文元)年、後伏見天皇の皇女・進子(ますこ)内親王によって室町一条に創建。1477(文明9)年、後土御門天皇から現在地に寺地を賜り、代々皇女が入寺され、「常磐御所」とも呼ばれた皇室ゆかりの尼門跡寺院です。鎌倉時代初期に造られた本尊・清凉寺式釈迦如来立像が祀られている本堂は、南画家の田能村直外が描いた80面の花天井もみどころです。
境内中央には、昭和天皇御大典の大嘗宮朝集所の一部を移築した「常磐会館」が地域のシンボルとして一際大きな存在感を放っています。しかし、同会館は近年の風水害で屋根部分が大きく損傷。修復費用が巨額で応急処置に留まっており、いまなお雨漏りや外壁の崩落など劣化が激しく、その保存継承が危ぶまれています。昭和御大典後、各地に下賜された関連建造物は近年滅失が急速に進み、同会館は希少な現存例です。

今回は、同院の伏見浄香門主による本堂・庭園の解説のほか、昭和御大典の建造物に詳しい京都市文化財保護課・原戸喜代里氏(文化財保護技師)による講演も行われます。

格式高い尼門跡寺院の歴史と魅力に加え、昭和天皇ゆかりの貴重な遺構の窮状をつぶさにご覧いただき、修復への支援の輪が広がる契機になればと考えております。参加料の一部は常磐会館をはじめとする同院文化財の保存継承に充当されます。
開催は一回限りですので、ぜひご参加ください。
 

基本情報

開催日程 2024年6月30日(日)
主催者 一般社団法人 京都府建築士会
時間 受付開始10:00〜、見学10:30〜12:15
場所 集合場所:光照院門跡 常磐会館前(京都市上京区安楽小路町425)
アクセス 地下鉄烏丸線「今出川」駅下車、徒歩8分
市バス「上京区役所前」下車、徒歩8分
ホームページ https://www.kyotofu-kenchikushikai.jp/
チラシ PDFで確認する

協力:公益財団法人 京都古文化保存協会  企画協力:株式会社ヘリテージハブ京都

料金

おとな3,300円 高校生1,650円
※小・中学生 保護者1名につき子ども1名無料 (子ども2人目から1人につき1,650円かかります)

お問い合わせ

一般社団法人京都府建築士会

TEL 080-3032-0933
e-mail contact@kyoto-kenchikushikai.jp
予約フォーム フォームからご予約

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