劇団しようよ『セミヘブン』
2021年 12月17日(金)~ 12月19日(日)
拠り所なき「この世」に捧げる、生と死のセンス・オブ・ワンダー。
《セミヘブン(その世)》、
それは「この世」と「あの世」の間にあるもの。
人々がいのちをアップロードしてクラウド化する社会に、
とある母子がいた。
中年を迎えた息子を、年老いた母は忘れつつある―
劇団しようよ、旗揚げ10周年の〈救済劇〉
出演=
西村 花織(劇団しようよ/劇団飛び道具)
夏目 慎也(東京デスロック)
南波 圭(なんばしすたーず/青年団)
大柿 友哉
波多野 伶奈
前田 隆成(ハコボレ)
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旗揚げから10年が経ちました。「劇団しようよ」の大原です。
10年前、大きな地震があり、どうして演劇をするのだろう、とそんな「問い」を投げかけられたような思いの中、活動を始めたのを覚えています。あれから10年が経ち、またもなぜ演劇が必要なのか、どうして表現をするのか、深く鋭い「問い」が突き刺さるような思いでいます。
どうにも「死のフチ」への憧れが拭えません。その生と死の境界にはどんな景色が広がっているのでしょう。以前、僕が住んでいる部屋には幽霊がいる、と言われたことがあります。それを聞いた時、ホラーな怖さと同時に、どこか、死のフチをまたいだその幽霊に対する大きな羨望と期待を抱いたのを覚えています。生と死の境界をまたいだその時、どんなだった?どんな気分?どんな感覚?できることならその幽霊に会ってみたいとさえ思いました。
劇団しようよでつくってきた作品は、どれも小さく些細な感傷に眼差しをむけるものでした。そんな小さな痛みは、どこから生まれてくるのだろうと考えた時、何が「拠り所」であれば良いのか、どいうことかもしれないと思いました。少なくとも僕は、そんな「拠り所」を探しあぐねてここまで生きてきたように思います。何が心にあれば良いのか。誰が心にあれば良いのか。小さく、弱いもののための物語を作りたいと思います。
大原渉平(劇団しようよ 作・演出)
基本情報
開催日程 | 2021年 12月17日(金)~ 12月19日(日) |
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時間 | 2021年 12月17日(金)18:00~ 12月18日(土)12:00~/16:00~ 12月19日(日)11:00~/15:00~ |
場所 | 京都芸術センター 講堂 |
アクセス | ◉電車 JR「京都駅」から地下鉄烏丸線に乗り換え「四条駅」下車、22・24番出口より徒歩5分。 阪急京都線「烏丸駅」22・24 番出口より徒歩5分。 京阪本線「三条駅」から地下鉄東西線に乗り換え「烏丸御池駅」下車、4番出口より徒歩10分。 ◉市バス 「四条烏丸駅」下車、徒歩5分(3、5、201、203、207 系統など) |
ホームページ | https://www.kac.or.jp/events/31286/ |
チラシ | - |
料金
一般 3,000円
U30 2,500円
高校生以下(要学生証呈示) 1,000円
当日券は各500円増
チケット取扱
京都芸術センター窓口(10:00-20:00)
下記より予約、購入が可能です。
・事前決済(購入)
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02926akwye021.html
・当日精算(予約)
https://www.quartet-online.net/ticket/semiheavenkyoto
お問い合わせ
TEL | 090-4745-2670 |
---|---|
FAX | 075-213-1004 |
gkd_444_@yahoo.co.jp |
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