立命館大学国際平和ミュージアム秋季特別展「阿波根昌鴻 写真と抵抗、そして島の人々」
2024年11月5日(火)~12月21日(土)
カメラによる非暴力の闘い
沖縄島北西部に浮かぶ伊江島では、沖縄戦で住民の約3分の1が命を失い、戦後も米軍による占領により島の6割が軍用地として接収されるなど、住民たちの苦難が続きました。朝鮮戦争後の1955年に「銃剣とブルドーザー」と呼ばれる米軍による強制的土地接収が伊江島で始まった際、非暴力の土地闘争をリードして、その後に沖縄で展開される「島ぐるみ闘争」への端緒を開いたのが阿波根昌鴻(1901-2002)でした。阿波根は、島民たちと協力して米軍の暴挙や闘争の記録を残すことを徹底し、伊江島で唯一のカメラを手に、3000枚以上の写真を撮影しました。近年、阿波根が土地闘争の様子だけでなく、住民たちのポートレイトや日常のスナップを撮影していたことが分かりました。阿波根の写真集『人間の住んでいる島』(1982年)にも収録されることのなかったこれらの写真は、阿波根たちの土地闘争が何を守ろうとした運動であったのかを考えさせてくれます。本展は、阿波根が1950年代半ばから1960年代半ばにかけて撮影した写真のうち約350点を展示し、戦争や開発による土地収奪が続けられている現代社会について問いかけようとするものです。基本情報
開催日程 | 2024年11月5日(火)~12月21日(土) |
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時間 | 9:30~16:30(入場は16:00まで) |
場所 | 立命館大学国際平和ミュージアム |
アクセス | ■京都駅(JR・近鉄)より 市バス50・快速立命館・JRバス:「立命館大学前」下車、徒歩5分 市バス205:「わら天神前」下車、徒歩10分 ■円町駅(JR )より 市バス15:「立命館大学前」下車、徒歩5分 市バス204・205:「わら天神前」下車、徒歩10分 ■西院駅(阪急電車)より 市バス205:「わら天神前」下車、徒歩10分 市バス 快速立命館:「立命館大学前」下車、徒歩5分 |
ホームページ | https://rwp-museum.jp/ |
チラシ | PDFで確認する |
休館日:日曜日および祝日の翌日(日曜日が祝日の場合は開館、翌日が休館)
料金
大人400円、中学生・高校生300円、小学生200円(常設展示入館料含む)
※障碍者手帳・被爆者健康手帳・戦傷病者手帳をお持ちの方(付添の方も1名含む)、立命館で学ぶ人・働く人は無料。JAF会員証提示の場合は、1枚で5名まで参観費より50円引き。
お問い合わせ
立命館大学国際平和ミュージアム
TEL | 075-465-8151 |
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FAX | 075-465-7899 |
museum-1@st.ritsumei.ac.jp |
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