京さろん~お坊さんCafe~ 第七回「聖護院 山伏の見る仏の世界」【ヒルトン・ガーデン・イン京都四条烏丸】
2024年7月6日(土)
お寺にまつわるエピソードと、お坊さんとの会話を楽しむトークカフェ
お寺を身近に感じるお坊さんのトークイベント!素朴な疑問や裏話など、コーヒー片手に気軽に楽しみましょう。
2024年はバリエーションを増やし、薩摩琵琶奏者や神職を講師に迎えた特別編も含め、5回開催予定です。
第7回以降の詳細は順次アップデートいたします。
また、オトクなランチ付きプランも登場。土曜の昼下がりをTogether&Co.でたっぷりお楽しみください。
「聖護院 山伏の見る仏の世界」
講師:聖護院門跡 執事長 宮城泰岳氏
「聖護院」と聞くと、その名を冠した京野菜や銘菓などが思い浮かびますが、その由来となった「聖護院」は今から934年前に白河上皇から下賜された山伏の寺に始まります。 その後、後白河天皇の皇子・静惠法親王が入寺、宮門跡(*)としての優雅な面と、山伏の寺としての荒々しい面を併せ持ちます。
今回は、皇族の熊野御幸(**)より厳しい道を歩き、熊野三山を目指す大峰奥駈修行(***)を40年にわたり修行した山伏・僧侶として、山伏がなぜ山に入るのか、彼らはそこで何を見るのか、など経験を通して得た貴重なお話を伺います。
*宮門跡(みやもんぜき)
皇族や摂関家が住職を務めた門跡寺院のうち、法親王・入道親王が入寺した13か寺の呼称
**熊野御幸(くまのごこう)
平安〜鎌倉時代にかけて盛んに行なわれた、上皇や貴族による熊野詣
***大峰奥駈修行(おおみねおくがけしゅぎょう)
吉野と熊野をつなぐ大峰山脈の霊場を巡拝する修行
【講師プロフィール】
1960年 京都市生まれ
1986年より聖護院門跡奉職
1996年 積善院凖提堂住職就任
2017年 聖護院門跡執事長就任 葛城修行26回、大峯奥駈修行46回を満行 座右の銘は「創意工夫」と「虎視牛歩」。趣味は、もの作り
【総本山 聖護院門跡について】
寛治4(1090)年、白河上皇の護持僧であった増誉大僧正が熊野御幸の先達を勤めた功績によって寺を賜って「聖体護持」より二字を取り「聖護院」と称したことに始まり、その後、皇室全ての熊野御幸は聖護院が先達を行います。
明治維新まで代々皇族や摂関家が住職を務めた格式高い寺院であり、江戸時代、光格天皇と孝明天皇の御代には御所が火災にあった際の仮皇居となりました。
山伏の宗教・修験道の総本山でもあり、開祖・役行者以来の伝統、法脈を現代に伝えています。
基本情報
開催日程 | 2024年7月6日(土) |
---|---|
主催者 | ヒルトン・ガーデン・イン 京都四条烏丸 |
時間 | 14:30~17:00 |
場所 | ヒルトン・ガーデン・イン京都四条烏丸1階 レストラン Together&Co.(トゥギャザーアンドコー) |
アクセス | 京都市営地下鉄烏丸線四条駅 5 番出口または五条駅 1 番出口より徒歩約 4 分 |
ホームページ | https://hiltongardeninn-kyoto.hiltonjapan.co.jp/plans/restaurants/event/together-and-co-2305 |
チラシ | - |
料金
<トークイベントのみ> 1名様 4,000円
<ランチ付きプラン> 1名様 7,000円(季節の食材を使った前菜・メイン・パン)
<各プラン共通>コーヒー&紅茶 フリーフロー(お菓子つき)
※税金・サービス料込
※文化財や伝統芸能を後世に守り伝えていくため、参加費の一部を講師の所属先へ寄付します
お問い合わせ
075-320-5111(代表)9:30~17:30、または075-320-5558(レストラン直通) 受付時間 11:30~20:00
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