明治の美術染織
2020年06月03日(水)~2020年08月16日(日)
※新型コロナウイルスの影響により、4/4~5/31⇒6/3~8/16に会期変更
技巧の限りを尽くした優美な繍いと染め
刺繍・織物・染めの技術は古くから荘厳具や衣装に用いられ、江戸時代には、大名家・公家の御用品や寺社の装飾品、町人たちの衣類や煙草入等の装身具にいかされてきた。 明治維新以降、これら染織業の商人たちはパトロンの多くを失うが、海外 向けの輸出品に活路を見出し、新たな形式・意匠・技法の染織品に取り組んでいく。商人の西村總左衛門や飯田新七らは、おもにプロデューサーとして染織品の制作に携 わり、優れた工人を雇い入れるのみならず、意匠の改良を図って日本画家に下絵を依頼した。また、西村總左衛門が「天鵞絨友禅」という染めの新技法を考案するなど、 技術的にも発展を見せている。作品の多くは、花鳥・動物・風景を繍いや染めで絵画 のように表したもので、額装・軸装・屏風・衝立・壁掛に仕立てられ、海外に渡っていった。
今回の展示では、日本に里帰りした作品を中心に明治の美術染織を多数紹介。染織史上もっとも高い水準を誇る優美な作品を楽しむことができる。
基本情報
開催日程 | 2020年06月03日(水)~2020年08月16日(日) ※新型コロナウイルスの影響により、4/4~5/31⇒6/3~8/16に会期変更 |
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時間 | 10:00~17:00(入館は16:30まで) |
場所 | 清水三年坂美術館 |
アクセス | 市バス100・206「清水道」 |
ホームページ | http://www.sannenzaka-museum.co.jp/index.html |
チラシ | - |
料金
大人 800円、大・高・中学生 500円、小学生 300、幼児無料
お問い合わせ
清水三年坂美術館
TEL | 075-532-4270 |
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