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京薩摩

2020年08月22日(土)~2020年11月08日(日)
※新型コロナウイルスの影響により6/6~8/16⇒8/22~11/8に変更

《 花見図花瓶 》 7 代 錦光山宗兵衛 (高さ 31.5 ㎝)

《 花見図花瓶 》 7 代 錦光山宗兵衛 (高さ 31.5 ㎝)

《 花見図花瓶 》 7 代 錦光山宗兵衛 (高さ 31.5 ㎝)

華麗な京薩摩の世界

明治・大正期を中心に京都において制作された薩摩金襴手様式の陶器を「京薩摩」という。端正な象牙色の素地に施された精緻な金彩色絵と、京都ならではともいえる洗練された意匠が特徴的で、主に欧米への輸出用に制作された。薩摩焼は、もとは薩摩藩(現在の鹿児島県) で焼かれた陶磁器の総称。薩摩藩では幕末、海外市場を視野にいれ、色絵陶器に金彩を加えた豪華な薩摩焼「薩摩金襴手」が作られた。この薩摩金襴手が海外で高く評価されたのを機に、海外に販路を求める京都や大阪でも薩摩焼に倣った金彩色絵の陶器が作られるようになった。
中でも京都の粟田口の窯元・錦光山窯は、いち早く欧米人の趣向に適う彩画法を研究・開発して輸出を開始し、大きな業績を挙げた。京薩摩のほか大阪の「大阪薩摩」、神戸の「神戸薩摩」など、各地の地名を冠した薩摩焼は、欧米では総じて「 SATSUMA 」と呼ばれ、日本陶磁の一ブランドとして人気を博した。
今回の展覧会では、京薩摩を代表する錦光山宗兵衛をはじめ、緻密な表現に特徴がある大阪の藪明山の作品なども併せて、幕末・明治に花開いた華麗な京薩摩の世界を楽しむことができる。

基本情報

開催日程 2020年08月22日(土)~2020年11月08日(日)
※新型コロナウイルスの影響により6/6~8/16⇒8/22~11/8に変更
時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
場所 清水三年坂美術館
アクセス 市バス100・206「清水道」
ホームページ https://www.sannenzaka-museum.co.jp
チラシ -

休館日:毎週月・火曜日(祝日開館)

料金

一般 800 円 大学・高校・中学生 500 円 小学生 300 円

お問い合わせ

清水三年坂美術館

TEL 075-532-4270

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