日本イタリア国交樹立 160 周年記念・フォンタネージ来日 150 周年記念 フォンタネージ—イタリアの光・心の風景【京都国立近代美術館】
2026年7月18日(土)~10月4日(日)
全く知らない、という人もいるでしょう。美術に関心のある方ならば「明治時代に西洋絵画を教えたお雇い外国人」と答えるかもしれません。また洋画に詳しい方ならば浅井忠や小山正太郎の先生としての姿や、高橋由一との交友を思い浮かべるかもしれません。こうした反応が示すのは、第一にフォンタネージの名前が十分に知られていない、ということ。そして知っている人にとっても、お雇い外国人としてのイメージが強い、ということです。
英雄ガリバルディの下でイタリア統一戦争に身を投じた兵士。ジュネーヴの都市風景を巧みに表した石版画家。パリのサロンに作品を発表し、当地でミレーやコローを研究するモダンな画家。ロンドンに滞在して版画を制作しつつ、ターナーやコンスタブルを吸収する旅人。フィレンツェの若手画家たちに信頼されるベテラン。南仏の田舎道を友人と歩く風景画家。トリノでも東京でも教え子から慕われる教育者。これらはすべて、「アントニオ・フォンタネージ」というひとりの人間の側面です。何度も同じ主題を取り上げつつ、理想の風景を絵画にしようとする姿勢、都市の忙しさや農村の労働に対する真摯な眼差し、そして何よりも、光と自然に対する貪欲な関心——作品に目を凝らせば、「モティーフを高らかに歌わせよ!」と弟子たちに説いたフォンタネージの姿が見えてきます。フォンタネージを全く知らない人にとってはもちろん、名前を聞いたことがある人にとっても新しい。そんな風景画の旅が、いま、幕を開けます。
関連イベント
■講演会「アントニオ・フォンタネージの芸術と生涯(仮)」
日時:2026年7月18日(土)14時~15時30分
講師:
エレナ・ヴォルパト(トリノ市立近現代美術館キュレーター)
アレッサンドロ・ボッタ(トリノ・アルベルティーナ美術アカデミー教授)
■講演会「フォンタネージとリソルジメント(仮)」
日時:2026年8月29日(土)14時~15時30分
講師:小野真司(当館研究員・本展担当者)
■講演会「フォンタネージの絵画教育とその拡がり——弟子から孫弟子へ」
日時:2026年9月19日(土)14時~15時30分
講師:河上眞理(京都芸術大学教授)
■講演会「フォンタネージとマッキアイオーリの画家たち」
日時:2026年9月26日(土)14時~15時30分
講師:谷藤史彦(前下瀬美術館副館長)
会場:いずれも京都国立近代美術館1階講堂
定員:先着80名(参加方法は決まり次第お知らせします)
参加費:無料(要観覧券)
■ギャラリートークをインスタLIVE にて配信
日時:
2026年7月19日(土)18時15分~
2026年9月5日(土)18時15分~
解説:
小野真司(京都国立近代美術館研究員)
京都国立近代美術館インスタグラムアカウント
■イベント「MoMAKサマー・デイズ! フォンタネージといっしょ」
日時:2026年8月7日(金)、8日(土)、9日(日)
基本情報
| 開催日程 | 2026年7月18日(土)~10月4日(日) |
|---|---|
| 主催者 | 京都国立近代美術館、トリノ市立近現代美術館、トリノ博物館財団、京都新聞 |
| 時間 | 10:00~18:00(金曜日は~20:00)※入館は閉館の30分前まで |
| 場所 | 京都国立近代美術館 |
| アクセス | ・京都市バス「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ ・京都市バス「岡崎公園 ロームシアター京都・みやこめっせ」下車徒歩約5分 ・地下鉄東西線「東山駅」下車徒歩約10分 |
| ホームページ |
https://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionarchive/2026/467.html |
| チラシ | - |
料金
一般:2,000円(1,700円)
大学生:1,300円(1,100円)
※()内は前売料金
※高校生以下・18歳未満は無料*。
※障害者手帳をお持ちの方とその付添者1名は無料*。
※ひとり親家庭の世帯員の方は無料*。
*入館の際に学生証、年齢の確認ができるもの、障害者手帳等をご提示ください。
※本料金でコレクション展もご覧いただけます。
※休館日:月曜日(ただし、7月20日(月・祝)、9月21日(月・祝)は開館)
7月21日(火)、9月24日(木)
お問い合わせ
京都国立近代美術館
| TEL | 075-761-4111 |
|---|
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