喫茶特別メニュー「源氏物語の京菓子」 ~ 創菓:鍵善良房 ~
3/1(土)2(日)29(土)30(日) 計4日間
ご案内開始 ※2/23更新
【期間限定喫茶メニュー】源氏物語の登場人物を意匠にした京菓子
3/1(土)2(日)29(土)30(日)の4日間、喫茶の特別メニューとして<鍵善良房>のオリジナル京菓子を提供いたします。京菓子は2月の羊羹に続き、京都府立嵯峨野高等学校アカデミックラボ<京・平安文化論>所属の生徒さんがデザインしたもの。
今回は、『源氏物語』の宇治十帖の登場人物である、浮舟・薫・匂宮を2種のペアにしてイメージされました。旧三井家下鴨別邸でしかお召し上がりいただけない、オリジナル菓子となっています。皆様のご来場をお待ちしております!
【開催日】
3/1(土)2(日)29(土)30(日) 計4日間
【時 間】
9:00~16:30
※12:00~13:30の間は喫茶営業をお休みしております。
【場 所】
旧三井家下鴨別邸 主屋1階 喫茶スペースにて提供
※お席のご予約はございません。ご了承ください。
【料 金】
1,000円(税込)
※別途入館料が必要です。当日ご一緒にお支払いください。(大人:土日祝600円)
【内 容】
お好きな京菓子(2種より選択)と一保堂茶舗の抹茶セット
①流水花(りゅうすいか) 登場人物「薫」と「浮舟」
ういろう、こなし(紐状の部分)・紅こし餡 ※小麦粉使用

②漂揺(ひょうよう) 登場人物「匂宮」と「浮舟」
こなし・黒こし餡 ※小麦粉使用

※数量限定になりますので、売り切れの場合はご了承ください。
※12:00~13:30の間は喫茶営業をお休みしております。ご注意ください。
※ご予約は承っておりません。
【嵯峨野高等学校アカデミックラボ<京・平安文化論>生徒さんの菓子イメージ案】
①流水花
中の桜色の餡子は薫と浮舟の二人の愛やそれぞれの相手を想う気持ちを可愛らしいイメージの桜色と掛け合わせました。
緑の線は落ち着いた、大人で、宇治を舞台としてでてくる浮舟を表現したもの。白の線は生まれつき良い香りがする神聖なイメージの薫を表しているものです。
お互いの気持ちが絡みあうことを二本の線を絡み合わせて、二人が離れてしまうことを二本の線が最終的に解けていることで表現しています。薫と浮舟は二人共お互いを大切に思っていましたが、薫は大切に浮舟を宇治に閉じ込めるような形で愛していたのに対して匂宮は浮舟に積極的に言い寄りました。薫と匂宮、二人からの愛を受け止めきれなくなってしまった浮舟は結局ちゃんと薫と話すこともなく別れる形になってしまいました。その切ない愛を外からベールのように覆い隠すことでうやむやになってしまった想いを封じ込めるような切ない関係だったことを表現しています。
②漂揺
和菓子を形作る笹舟は、宇治十帖の中で、浮舟と匂宮の2人が舟に乗っている場面から連想しています。笹の緑の濃淡には、薫と匂宮と、どちらと将来を過ごしていくのかを決めきれない、どっちつかずな浮舟の心情が現れています。
笹舟にのっている紅梅と白梅は、それぞれ情熱的で艶やかな匂宮と、奥ゆかしく気品のある浮舟をイメージしています。
白梅にだけ内包されている餡子は、薫の、うちに秘めた浮舟への嫉妬心を表しています。一方紅梅は中まで紅色の生地で埋められており、裏表のない真っ直ぐな匂宮を象徴しています。また、紅梅が2つ、白梅が1つと白梅より紅梅の方が数が多くなっているのは、浮舟が匂宮の愛に飲まれていくような様を表現しました。
匂宮と浮舟の気持ちをふんだんに詰め込んだ上生菓子を、是非ご賞味ください。
◇京都祇園<鍵善良房>」について 公式HPより
「鍵善良房」の創業は江戸の享保年間。京都の花街・祇園の一角で京菓子をつくり続けております。一般のお客さまを始め、茶人や僧侶の方々に菓子を供してきましたが、祇園という場所柄、お茶屋や料亭に出入りする文人墨客や旦那衆、さらには花街の女性たちにも広く好まれてまいりました。
「鍵善」の菓子のありかたは、今も昔も変わりません。吟味した素材を、代々伝わる製法で、職人が手でつくる。ていねいに、こまやかに。お客さまに喜んでいただけるよう、たしかな「鍵善の味」を日々心がけております。
店舗のご案内
◇京都府立嵯峨野高等学校アカデミックラボ<京・平安文化論>について 京都府立嵯峨野高等学校ブログ<アカデミックラボ>
嵯峨野高校が授業の一環として設けるラボ活動の一つ。『源氏物語』などの平安文学の研究はもとより、古典離れを課題とし、その課題解決のための探究活動を、高校の中だけではなく、地域社会に飛び出して実施している。生徒が企画・運営するスタンプラリー事業「ちゅう源氏と巡る 源氏物語 京都スタンプラリー」は、市民や観光客2万人が参加する事業までに発展。これらの取り組みが評価され、一昨年9月には、若者たちの古典文化活動を顕彰する「古典の日文化基金未来賞」を受賞した。
基本情報
開催日程 | 3/1(土)2(日)29(土)30(日) 計4日間 |
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主催者 | 旧三井家下鴨別邸運営コンソーシアム |
時間 | 9:00~16:30 |
場所 | 旧三井家下鴨別邸 |
アクセス | アクセス 市バス「葵橋西詰」下車徒歩約5分 市バス「出町柳駅前」下車徒歩約5分 京阪電車「出町柳」駅下車徒歩約5分 ※駐車場がございません。公共交通でお越しください。 |
ホームページ |
https://ja.kyoto.travel/tourism/article/mitsuike/ |
チラシ | - |
料金
京菓子と抹茶 1,000円税込
(別途入館料:土日祝日 大人600円 中高生300円 小学生200円)
お問い合わせ
TEL | 075-366-4321 |
---|---|
FAX | 075-708-8321 |
mitsui@kyokanko.or.jp |
最新の休止・変更情報
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