きょうとでプチのう「あつもり」KYOTO de petit能「敦盛」【京都観世会館】

2024年5月2日（木）

能「敦盛」のシテは林喜右衛門家、十四代当主の林宗一郎が勤めます

今年のプチ能は５回です。

解説は可能な限りわかりやすく、を目指します。（左：林宗一郎、右：松野浩行、能「菊慈童」の時の解説）

能「敦盛」の前半は直面（ひためん）と言い、能面を使わないスタイルです。

能楽堂はホールの中に能舞台があります。シテは左側の「橋掛り」と呼ばれる通路より入場します。

林喜右衛門家14代当主、林宗一郎。林家は来年400周年を迎えます。

プチ能のチラシは小面の能面のイラストが目印です

会場ロビーでは装束・能面の展示も予定しております。

ここから始まる。能が知りたい、After6 Program。

室町時代、観阿弥・世阿弥らにより大成された「能」。
それは美しい言葉と、無駄を削ぎ落とした所作・舞によって進行する「幽玄」の舞台。
上演前に解説を入れ、能の面白さ・奥深さを楽しくわかりやすくお伝えするプチ能シリーズ。
初心者から能楽上級者まで楽しめる内容、リーズナブルな値段設定、90分で能一演目のみの上演で好評を頂いています。
仕事・学校帰りに、もちろん家からでも。もっと気軽に日本の伝統芸能に触れてみませんか。
2024年からは本チラシの中面にあらすじと解説を入れ、事前予習もしやすくなりました。（もちろん事前予習なしでもOK）「能」を入口に、日本の文化に触れる一夜を是非ご体験ください。

＊英訳テキスト無料配布
＊高校生以下無料（限定50名）
＊未就学児のご来場はお断りしております。
＊2024年プチ能スケジュール　19:00-20:30
　8/23(金）「鉄輪」　10/18(金）「舎利」　12/20（金）「善知鳥」

能「敦盛・あつもり」あらすじ
一ノ谷の戦いで17歳の若さで亡くなった平敦盛。彼を討った源氏の武将・熊谷次郎直実はあまりの若い死を悼み、戦の後、出家します。ある日弔いに一ノ谷へ向かった蓮生は笛を吹く草刈り男に出逢います。彼こそ、敦盛。夜になると往時の姿で現れます。そして敦盛の為に弔いを続けた直実に対し、「悪人の友を捨てて善人の敵を招け」との言葉通り、今では敵ではなく「法の友である」と伝えるのです。さらには平家の都落ち、最後の夜の宴、己が討たれた時の様子を語ると去っていくのでした。
死を悼み、亡き人の想いを知る一夜の邂逅です。
武人がシテ（主役）となる能を”修羅能”と言います。主に「平家物語」を題材とした演目が多く「敦盛」もその一つとなります。前半に仮の姿で現れ、夜になると往時の姿で現れる事から「複式夢幻能」とも呼ばれます。

基本情報

開催日程	2024年5月2日（木）
時間	19:00-20:30/開場18:00
場所	京都観世会館
アクセス	■JR京都駅から 京都市バス５で「岡崎公園美術館・平安神宮前」下車徒歩3分  京都市バス８６、２０６で「東山仁王門」下車徒歩5分 ■阪急京都河原町駅から 京都市バス３１、４６、２０１、２０３で「東山仁王門」下車 徒歩5分 ■地下鉄東西線「東山駅」下車 １番出口から徒歩約5分＊有料駐車場あり
ホームページ	http://hayashi-soichiro.jp/schedule/2569.html
チラシ	-

料金

１F全席指定	¥3,000
2F全席指定	¥2,000
高校生以下無料（U18、限定50名）	¥0
学生	１F２Fとも¥1,000引

＊学生（U18）のみでご予約される方はcontact@hayashi-soichiro.jpまで予約メールをお願い致します。「京都能チケ」では0円の為決済ができません。
＊中学生以上は受付にて学生証の提示が必要です。
＊聴講生・科目履修生は学割適用になりません。
＊小学生を同伴されるお客様：お席は並びの席でお願い致します。