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三時知恩寺

三時知恩寺

 浄土宗の尼門跡寺院である。

 14世紀半ば、後光厳天皇皇女見子内親王の創立に始まる。内親王は深く仏教に帰依し、宮中に安置された唐より招来の善導大師像をたまわり、当寺の本尊とされた。

 崇光院帝の旧御所を当寺にたまわり、よって入江御所と称された。称光天皇皇女了山尼公も入寺された。

 後柏原天皇は厚く浄土教に帰依され、昼夜六時の勤行のうち、昼の三時(みとき)はこの寺にて勤修するようとの勅命によって寺号を三時知恩寺という。以来、皇女が相次ぎ入室され明治維新に及ぶ。天明8年(1788)の大火に堂宇は焼失し、現在の堂宇は桃園天皇皇女御恭礼門院の旧殿をたまわり再建されたものである。上京区新町上立売下る上立売町

基本情報

正式名称 三時知恩寺
住所・所在地 新町上立売下る上立売町

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