旅のカタチ

京美人の旅

秋田美人・博多美人とともに、日本三大美人と称される「京美人」。京都人の美の秘訣が隠された、女子必見のスポットを集めました。美を叶える神様にお参りしたあとは、女性の美を追求するイベントへ。立ち寄りスポットも、京コスメの老舗が展開するエステや、お香について学べるギャラリーなど、自分磨きのスポットが大集合です。

モデルコース

※右に横スクロールすると全体が確認できます。

PICK UP SPOTは、メインスポットの前後での立ち寄り先候補としてご紹介するスポットです。ぜひいろいろと組み合わせ、あなただけのオリジナルコースを作ってみてください。

美麗の神様にごあいさつ 「河合神社」

日本第一美麗神、玉依姫命にお参り。

写真1:河合神社

河合神社は、世界遺産として名高い下鴨神社の摂社の一つ。訪れる際は、ぜひ緑豊かな糺の森を通っていきましょう。下鴨神社の参道である糺の森は、東京ドームの約3倍の面積を持ち、木々が力強く生い茂る原生林です。マイナスイオンが溢れる空間を歩けば、澄んだ空気と美しい景色に、心が洗われるよう。日々の疲れが癒されるのを感じます。

写真2:河合神社
写真3:河合神社

河合神社の境内に到着したら、まずは本殿にお参りを。祭神である玉依姫命(たまよりひめのみこと)は、美しくなりたいと思う願望や、安産・育児・縁結びなどを叶えてくれる、まさに女性の守護神です。

写真:鏡絵馬

理想の顔にメイクアップした「鏡絵馬」(初穂料800円)と御供米。

写真4:河合神社

こちらの神社で、美人祈願として話題となっているのが、手鏡の形をした「鏡絵馬」。絵馬に描かれた顔を自分の顔に見立ててメイクアップしたら、裏面に願い事を書いて、本殿に奉納しましょう。絵馬の化粧は自分のメイク道具を使うのがおすすめですが、お化粧室には色鉛筆やペンも用意されています。また、鏡絵馬と一緒に授与される「御供米(おくま)」は、神様にお供えされたありがたいお米です。いつものご飯と一緒に炊き上げて食べると、美しくなれるといわれています。

かりんは毎年秋に収穫されているそう。

写真:かりん美人水

「かりん美人水」(350円)。

写真5:河合神社

かりんのシロップや、かりんの香りをイメージした匂い袋など、可愛いグッズも販売。

美人になるために、ここでもう一押し! 休憩もかねて試してほしいのが、下鴨神社の境内で収穫されたかりんで作った、特製「かりん美人水」です。かりんには、新陳代謝を促すリンゴ酸や老廃物を排出するペクチン、コラーゲンの合成を導くビタミンCなど、美肌効果が期待できる成分がいっぱい。はちみつ漬けのかりんの優しい甘みが、体にすーっと染み渡ります。

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PICK UP SPOT

日本の香りを体感

和の伝統色をネイルで表現

五感で感じる「美」に出合う 「ワコールスタディホール京都」

美の巨匠・ワコールから内面の美を学ぼう。

写真1:ワコールスタディホール京都

下着メーカーとして女性に絶大な人気を誇るワコールが、外見の美だけではなく、内面の美をサポートするために、2016年にオープンした施設。ビルの中にはギャラリー、ライブラリー、コワーキングスペースが入っており、美しくなりたいと願う女性に向けて、さまざまな情報が発信されています。特に、「身体」「感性」「社会」の3つの美をテーマに開催されているスクール講座は必見。書道教室やスキンケア講座、ボイストレーニングなど、講座のジャンルは多岐にわたり、どれもライフスタイルに取り入れられるものばかりです。通常は有料会員制のライブラリーとコワーキングスペースも、スクールの受講当日は、無料で利用できます。事前に調べて、旅の予定に組み込んではいかがでしょうか。

一日中、読書に更ける旅もよいかも。

写真2:ワコールスタディホール京都

定期的に本の並びが変わるライブラリースペース。

写真3:ワコールスタディホール京都
写真4:ワコールスタディホール京都

有料会員(一日1,620円)はワンドリンク付き。快適な空間で読書タイムを。

ライブラリーとコワーキングスペースには、ブックディレクターである幅允孝氏が選んだ数千冊の蔵書が並んでいます。本棚のテーマは「健やかな体」「ファッションの来歴」「女の生き様」など、かなり独創的。哲学書、コミックエッセイ、旅行雑誌など、テーマに沿った本がジャンルレスに並んでいるので、思わぬ出合いがあるはずです。

写真5:ワコールスタディホール京都

ミュージアムの関連グッズを販売するショップ。山田松香木店のお香など、京都らしい雑貨も。

写真6:ワコールスタディホール京都
写真7:ワコールスタディホール京都

京都に関する情報をライブラリーで集めたり、雨の日の観光プランに取り入れたり、使い方はあなた次第。ギャラリーとショップは無料で利用できるので、帰り道にここに立ち寄ることを、京都旅行の定番にしてもよいかも。本当の美しさとは一体なんだろう? 京都旅行で、その答えを見つけて帰ってください。

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