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勝持寺(花の寺)

勝持寺(花の寺)

 小塩山(おしおざん)と号する天台宗の寺で、通称、花の寺と呼ばれている。

 寺伝によれば、白鳳8年(680)に役小角(えんのおづね)が、天武天皇の勅により創建し、その後の延暦10年(791)に伝教大師が、桓武天皇の勅により再建したと伝えられている。当初、大原寺(たいげんじ)と呼ばれていたが、仁寿年間(851~54)に、仏陀上人が文徳天皇の帰依を得て伽藍を建立し、寺号を大原院勝持寺と改めたといわれている。

 瑠璃光殿には、本尊の薬師如来坐像や如意輪観世音菩薩半跏像のほか、弘安8年(1285)に、慶秀等が造立したとの銘がある金剛力士立像2体等、貴重な文化財を蔵している。

 境内には、多くの桜が植えられ、満開時には、寺が花の中に埋もれているかのように見える。また、鐘楼の南にある八重桜は、「西行桜」と呼ばれ、世を捨て当寺に入った西行法師が自ら植えた桜の第3世と伝える。西京区大原野南春日町

基本情報

正式名称 勝持寺(花の寺)
住所・所在地 大原野南春日町

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