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新熊野神社

新熊野神社

 後白河上皇は紀州の熊野権現を深く信仰され、しばしば御幸(ごこう)されて、御参籠になったので、世に熊野御幸として知られている。永暦元年(1160)熊野三山をこの地にあった仙洞御所法住寺殿の内に勧請(かんじょう)して当社を創立された。以後皇室の尊崇あつく社域広壮社殿荘厳をきわめたが、応仁の乱後荒廃した。霊元天皇の御代(寛文年中)に聖護院の導寛法親王が皇室の御寄進を得て再建したのが現在の社殿である。平安期の末以来安産の守り神として信仰されている。  境内にある「樟(くす)の木」は後白河上皇お手植えの神木といわれ、かつては天然記念物に指定されていた巨木で、当社創建の際、熊野から移植したものと伝えており高さ約19メートル、周囲約6メートルに達する。東山区今熊野椥ノ森町

基本情報

正式名称 新熊野神社
住所・所在地 今熊野椥ノ森町42

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