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寺院・神社

華光寺

本堂外観

本堂外観

時雨の松切り株

時雨の松切り株

「出水の毘沙門さま」の通称で古くから京都の人々に親しまれてきた日蓮宗の寺院。
天正11年(1583)、豊臣秀吉の外護を受け、顕彰院日堯上人(大本山妙顕寺第12世)の隠居所として創建された。
堂内に祀られている毘沙門天像は平安後期の作とされ、豊臣秀吉が伏見城で信仰していた像を寄進したと伝えられる。古くから宗教宗派問わず、開運勝利・財運招福の御利益で信仰を集めてきた。
山門は創建当初、伏見城から移築されたと言われる。かつて秀吉が植えた松は、晴天でも枝から雫を落とし、その様子が時雨のように見えたことから「時雨松」と呼ばれ、同じく秀吉お手植えの「五色椿」とともに「出水の七不思議」の一つに数えられた。現在は、ともに枯れており「時雨松」の古株が保管されるのみである。境内の梵鐘は鎌倉後期の作で、京都府文化財に指定されている。

池波正太郎の時代小説「鬼平犯科帳」の主人公「鬼の平蔵」こと長谷川平蔵宣以の父である長谷川平蔵宣雄の葬儀を執り行ったとされ、葬儀記録が保存されている。幕末の絵師宇喜多一蕙や山稜研究科平塚飄斎、加藤清正の累代子孫一族の墓碑がある。

基本情報

正式名称 華光寺
よみがな けこうじ
通称名称 出水の毘沙門さま
よみがな でみずのびしゃもんさま
住所・所在地 京都市上京区出水通六軒町西入七番町331
アクセス 市バス「千本出水」下車、徒歩約2分
地下鉄東西線「二条」駅下車、北へ徒歩約10分
開催日時 -
営業時間 9:00~15:00
定休日 なし
TEL 075-841-5807
ホームページ -

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