大田神社
古くは恩多社(おんたしゃ)と呼ばれたこともあり、上賀茂神社の攝社である。祭神には天鈿女命(あめのうずめみこと)と猿田彦命(さるたひこのみこと)を祀っており、延喜(えんぎ)式内の古社で、この付近の沼沢池を開墾して栄えた賀茂氏の崇敬をうけた神社である。 右方東側の沢地を「大田の沢(おおたのさわ)」といい、野生のかきつばたが美しい。藤原俊成(しゅんぜい)卿の古歌に 神山や大田の沢のかきつばた ふかきたのみは 色にみゆらむ と詠われ、平安時代からこの付近の沢地にはかきつばたが咲きみだれて、名勝となっていたようである。今日でも5月中旬頃には、濃紫、鮮紫の花が美しく咲く。このかきつばたの群落は現在天然記念物に指定されている。 例祭は4月10日と11月10日である。北区上賀茂本山
基本情報
正式名称 | 大田神社 |
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住所・所在地 | 上賀茂本山340 |
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