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山科神社

山科神社

 日本武尊(やまとたけるのみこと)・稚武王(わかたけのみこと)を祀る。

 社伝によれば、寛平9年(897)宇多天皇の勅命により創建されたと伝え、以後、この地の豪族宮道(みやじ)氏の祖神として、また山科一ノ宮とも呼ばれてこの地の産土神として人々の崇敬を受けて栄えてきた。

 盛時には、社領を丹波、山城に持ち、社殿の規模も大きかったが、度々の兵火のため焼失し、現在は、三間社流造の本殿及び権殿、拝殿、神庫などが残っている。

 また、元禄14、5年(1701~02)赤穂浪士の大石良雄が山科の里に隠棲していたが、その時、当社奥の院岩屋神社に参篭して、大願成就を祈ったといわれている。

 例祭は、「山科祭」と呼ばれ、毎年10月10日に行われる。山科区西野山岩ヶ谷町

基本情報

正式名称 山科神社
住所・所在地 西野山岩ヶ谷町

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