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聚光院

聚光院

 臨済宗大徳寺派に属する。  永禄9年(1566)三好義嗣が父長慶の菩提をとむらうため、大徳寺百七世笑嶺宗きん(しょうれいそうきん)を請じて建立した寺で、聚光院の名は長慶の法名に由来する。笑嶺和尚に参禅した千利休が檀家となって多くの資財をよせ、以来当寺は茶道三千家の菩提所となっている。  境内には利休の墓を中心に三千家歴代の墓所があり、毎月28日茶の供養が行われる。方丈は狩野永徳筆花鳥図十六面をはじめ、狩野松栄、雲谷等益ら桃山時代の代表的障壁画四十二面で飾られ、いずれも国宝・重要文化財に指定されている。方丈南の枯山水庭園は、利休の作庭と伝えられ、桃山時代の遺風をよくとどめている。方丈につづく茶席閑隠席(かんいんせき)(重要文化財)は、利休好みの三畳台目の茶席で、利休ゆかりの伝説も多く有名である。ほかに茶席枡床席(ますとこぜき)(重要文化財)もあり、また三好長慶ゆかりのものとしては、笑嶺の賛がある画像(重要文化財)、墓石などがある。北区紫野大徳寺町

基本情報

正式名称 聚光院
住所・所在地 紫野大徳寺町58

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