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山脇東洋解剖碑所在墓地

山脇東洋解剖碑所在墓地

 誓願寺墓地内に、江戸中期の医者山脇東洋(1705~62)はじめ山脇家が解剖した遺体の供養碑がある。東洋は丹波亀岡の生まれ。山脇玄修に学んで養子となり、後藤艮山(こんざん)に古医方を学び、実験主義を提唱した。宝暦4年(1754)、死刑人を解剖し、その成果を「蔵志」と名付けて刊行した。有名な杉田玄白の解剖は明和8年(1771)で、それに先立つこと17年、わが国初の医学的解剖である。その後も山脇家では解剖を重ね、その遺体14柱の供養碑がこの墓地にある。日本医学史上の記念すべき供養碑といえよう。中京区新京極三条下る桜之町 誓願寺墓地

基本情報

正式名称 山脇東洋解剖碑所在墓地
住所・所在地 新京極三条下る桜之町453 誓願寺墓地

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