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土佐藩邸跡

土佐藩邸跡

 この高瀬川を渡った西側、西は河原町通にいたる間、元立誠小学校あたりは、江戸時代、土佐藩(高知県)の藩邸があった。高瀬川に面しても門が開かれ、高瀬川には土佐橋が架かっていた。藩邸がはじめておかれたのは江戸時代で、元禄3年(1690)には、京都藩邸の守るべき法律が詳しく定められている。藩邸は藩の京都連絡事務所で、留守居役が詰め、町人の御用掛を指定して、各種の連絡事務にあたった。  土佐藩は、薩摩、長州とならんで幕末政局の主導権を握った雄藩。武市瑞山(ずいざん)、坂本竜馬、中岡慎太郎、後藤象二郎ら土佐藩出身の志士がさかんに活躍した。藩邸は、土佐藩の活躍の京都における根拠地であった。中京区木屋町通蛸薬師角備前島町

基本情報

正式名称 土佐藩邸跡
住所・所在地 木屋町通蛸薬師角

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