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清和院

真言宗智山派。第56代(平安朝7代目)清和天皇ゆかりの勅願所及び後院で、洛陽観音霊場第三十三番札所でもある。寛文一(1661)年一月十五日の御所炎上迄は今「京都迎賓館」が建つ所に在った。平安初期、この地に、藤原良房邸があり、良房の一人娘明子が清和帝父君の文徳帝女御「染」に成ると、良房邸南に、一演法師作の、今に伝わらない「地蔵尊」を本尊とする内祈祷所が造られ、『仏心院』と称した。清和帝は嘉祥三(850)年三月二十五日生れ、在位十八年で三十歳で崩御されるが、幼帝時は良房が人臣初の摂政となり、以後、藤原氏の全盛期を招来し、浄土教「阿弥陀如来」が信仰された。鎌倉期に入ると、法然の浄土宗が興り、徳治三(1308)年二月には、浄土宗西山深草派の照空信日が、先の「仏心院」を勅寺『清和院』に改名して再興し、今に伝わる「玉体地蔵」(重文)を奉安した。洛陽観音の『河崎観音』は、往昔、弘法大師空海御作と伝え、霊仏として崇敬された。現在は、九州博物館所有となっているので、再興の平成洛陽観音第33「清和院」では写真で奉安している。

朱印300円、軸500円、おいずる200円、、満願証1,000円、オリジナル御朱印帖1500円、ゆずのお守600円

基本情報

正式名称 清和院
よみがな せいわいん
通称名称 -
よみがな -
住所・所在地 京都市上京区七本松通一条上る一観音町428
アクセス 市バス「上七軒」または「千本中立売」下車、徒歩約5分
開催日時 -
営業時間 9:00~16:00
定休日 なし
TEL 075-461-4896
ホームページ -

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