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清雲山 圓成寺

清雲山圓成寺と号し、皇城北方鎮護の開運北辰尊星岩戸妙見大菩薩をお祀りする日蓮宗寺院である。世に「鷹峰の妙見さん」「岩戸の妙見さま」と称され、遠近各地からの信仰を集めている。
当山の前身は平安時代初期から妙見大菩薩を祀っていた霊巖寺といわれ、平安京には王城鎮護の四方妙見があり、天皇は正月元旦の四方拝で妙見尊星に一年の安穏を祈られた。特に平安京の大極殿から北に位置する鷹ヶ峰一帯の山々は『北山』と呼ばれる聖地であり、北山の霊巌寺の妙見堂には三月三日と九月九日に宮中から献灯の儀(御燈会)が行われていた。
1630(寛永7)年、日蓮宗本山本満寺第21世圓成院日任上人は、岩戸妙見大菩薩現出の霊夢を受け、また一条恵観公の懇情により、永く廃れ忘れられていたこの由緒ある妙見霊場を法華勧請をもって再興し、北辰尊星岩戸妙見大菩薩を鎮安する霊地として圓成寺を開創された。
境内奥の妙見堂は古墳状石窟造りの珍しいお堂で、霊亀の背に乗った約2メートル余の岩戸妙見大菩薩の石像が白雲弁才天女と七面大明神を脇士とし、安置されている。
妙見大菩薩はすべての運気を支配する大菩薩として、天下の泰平と人々の開運厄除・諸願成就の祈りが捧げられてきた。圓成寺では、毎月1日と15日に妙見堂にて申込者に御開扉特別祈祷が厳修されている。
また、洛陽十二支妙見めぐりの「『亥』の妙見さま」としても知られている。

信仰の霊域であるので、ご参詣の際は参詣者の心得を以ってお参り下さい。

基本情報

正式名称 清雲山 圓成寺
よみがな せいうんざん えんじょうじ
通称名称 岩戸妙見宮、鷹ヶ峰の妙見さん
よみがな いわとみょうけんぐう、たかがみねのみょうけんさん
住所・所在地 京都市北区鷹峯北鷹峯町24
アクセス 市バス北1系統・6系統「鷹峯源光庵前」下車、徒歩3分
開催日時 -
営業時間 8:00~17:00
定休日 -
TEL 075-491-1496
ホームページ https://temple.nichiren.or.jp/5011137-enjoji/

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