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青蓮院門跡

天台宗の京都五ヶ室門跡の一つ。
宗祖伝教大師以来の比叡山上の住坊「青蓮坊」が発祥。その京都での里坊として天台座主行玄が平安後期に院の御所に準じて建立。「青蓮院」と称した。
殿舎の中心は初め白川坊にあり、後に吉水坊に移り、現在地は十楽院のあった場所である。
平安末期からは門主に代々入道親王や法親王を迎え、明治に至った。
世に粟田御所と呼ばれている。
第3世門主の慈円の時に最も栄えた。法然や親鸞を庇護したので浄土宗や浄土真宗の聖地になっている。
天明の大火(1788年)の際、後桜町上皇の仮御所になった。そのため境内地全域約1万坪は国の史跡に指定され、宸殿、小御所、熾盛光堂等の建物と池泉回遊式の庭園がある。
日本三不動の一つ青不動明王(国宝)を有し、篤く信仰されている。門前の楠の大木は京都市の天然記念物。東山山頂には飛地境内の将軍塚青龍殿があり、国宝「青不動」をお祀りしている。庭園や大舞台からの京都市街の展望も素晴らしい。

■庭園
青蓮院の庭園は四つの庭で構成されており、順路の最初は室町時代の相阿弥作と伝わる庭です。
この庭は龍心池を中心とした廻遊式庭園で洗心滝や跨龍橋がある。築山や大きな池が室町時代の名残を残す。
次に順路を進むと江戸時代の小堀遠州作の庭がある。別名霧島の庭といい、霧島つつじの老木がある。秋にはもみじが咲きほこる。
次の庭は好文亭の前庭で江戸時代の大森有斐作と伝えられる。再建された好文亭と供に優雅なたたずまいである。
最後が宸殿前の苔の庭で右近の橘、左近の桜がある。本来白砂であるがいつの頃からか苔におおわれ、現在は苔の庭として有名である。
又、飛地境内の将軍塚青龍殿には、枯山水の庭園をはじめ、春には桃や桜、秋には紅葉と四季を通じて美しい。
※春・秋に夜間ライトアップを開催しています。

基本情報

正式名称 青蓮院門跡
よみがな しょうれんいんもんぜき
通称名称 青蓮院
よみがな しょうれんいん
住所・所在地 京都市東山区粟田口三条坊町69-1
アクセス 地下鉄東西線「東山」駅下車、徒歩約5分
市バス「神宮道」下車、徒歩約3分
開催日時 -
営業時間 9:00~17:00(受付終了16:30)
定休日 無休
TEL 075-561-2345
ホームページ http://www.shorenin.com/

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