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慈照寺(銀閣寺)

銀閣

銀閣

東求堂

東求堂

庭園

庭園

椿垣

椿垣

臨済宗相国寺派。1482年(文明14)足利義政が営んだ山荘東山殿を寺に改めた。1489年(延徳元3)に上棟した銀閣(国宝)は宝形造り二層の楼閣。上層は潮音閣。下層は心空殿。庭の北にある東求堂(国宝)内部に同仁斎があり、四畳半茶室の原型といわれる。仏間は阿弥陀如来像、義政公像を安置。下段の庭園は池泉回遊式庭園(特別名勝・特別史跡)で、本堂前の銀沙灘、向月台の二つの砂盛りが印象的で、江戸時代初期からつくられたといわれる。上の庭園はお茶の井庭園ともいい、昭和6年に発掘した岩石群は枯山水庭園である。1994年(平成6)12月「古都京都の文化財」として、「世界遺産条約」に基づく世界文化遺産に登録された。
建立:1482(文明14)年

■銀閣(観音殿)
慈照寺(銀閣寺)にある室町時代建築の国宝建造物。足利義政が西芳寺の瑠璃殿をまねて建てた観音殿。上層の潮音閣に観世音菩薩木像を、下層の心空殿に千体地蔵像を安置する。上層の禅宗仏殿風と下層の住宅風が結び付いた意匠が、北山の金閣とにているため、江戸時代になって、金閣に対して銀閣と呼ばれるようになった。常時非公開

■東求堂
慈照寺(銀閣寺)にある室町時代建築の国宝建造物。三間半四方の小堂。足利義政が文明18年(1486)に持仏堂として建てた東山殿時代の遺構。東求堂の名は、法語の「東方の人、仏を念じて西方に生まれんことを求む」から名付けられたといわれている。

■庭園
慈照寺(銀閣寺)の庭園は、方丈前の白砂で造られた銀沙灘と向月台が美しい池泉廻遊式の庭園。東西に広がる錦鏡池は西に国宝銀閣(観音殿)東北に国宝東求堂が立つ。

■椿垣
慈照寺(銀閣寺)にある銀閣寺垣。
由来ツバキは長寿の木であり、その上、萠芽性にすぐれていることから、生垣の木として賞用されているが、正面山門から銀閣寺独自の竹垣の創作は、造園の世界からも注目される傑作である。

■夢窓疎石坐禅石
1490年(延徳2)に亡くなった足利義政の遺言により、東山山荘を寺となし、夢窓国師を勧請開山とし、義政公の法号「慈照院殿」にちなんで慈照寺と号した。錦鏡池の白鶴島の西手前に坐禅石が浮かぶ。臨済宗相国寺派。

基本情報

正式名称 慈照寺(銀閣寺)
よみがな じしょうじ(ぎんかくじ)
通称名称 銀閣寺
よみがな ぎんかくじ
住所・所在地 京都市左京区銀閣寺町2
アクセス 京阪電車「出町柳」下車 
市バス「銀閣寺道」下車、徒歩約10分
市バス「銀閣寺前」下車、徒歩約5分
開催日時 -
営業時間 拝観時間
夏期( 3月~11月)8:30~17:00
冬期(12月~ 2月)9:00~16:30
定休日 無休
TEL 075-771-5725
ホームページ https://www.shokoku-ji.jp/ginkakuji/

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