光明院
室町初頭の1391年(明徳2年)東福寺の塔頭として金山明昶によって創建される。
山門より入ってすぐの、前庭である「雲嶺庭」には勝負の守護神「摩利支尊天」が鎮座する。
虹の苔寺の異名をとり、苔と石の見事な調和を見せる主庭、「波心庭」は昭和の作庭家 重森三玲の手になる池泉式枯山水庭園で、東福寺方丈庭園とともに昭和14年につくられた。平安式の州浜型である波心庭は寺名の光明にちなみ、大海を表す白砂に浮かぶ三尊石組を基点に、立石が斜線状に並ぶ。
その背後のサツキとツツジは雲紋の大刈り込みがされ、さらに視線をあげれば茶亭「蘿月庵」の佇まいが目に入る。蘿月庵は昭和32年に月をモチーフとして重森三玲が設計。
禅語『雲 嶺上に生ずること無く、月 波心に落つること有り』を由来とする雲嶺庭、波心庭、蘿月庵まで一貫した巧みなしつらえが佳景と心の和みをもたらす。
基本情報
正式名称 | 光明院 |
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よみがな | こうみょういん |
通称名称 | 虹の苔寺 |
よみがな | にじのこけでら |
住所・所在地 | 京都市東山区本町15丁目809 |
アクセス | 京阪電車「鳥羽街道」駅下車、徒歩約5分 JR/京阪電車「東福寺」駅下車、徒歩約10分 市バス/京阪バス「東福寺」下車、徒歩約10分 |
開催日時 | 通年 |
営業時間 | 7:00頃~日没頃 |
定休日 | 無休 |
TEL | 075-561-7317 |
ホームページ | https://komyoin.jp |
料金・入場料・拝観料
拝観料500円
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