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臨川寺

臨川寺

 霊亀山臨川寺は、天龍寺開山夢窓疎石(夢窓国師)が正平6年(1351)入寂したところで、その廟所である。はじめ、後嵯峨・亀山両上皇の離宮亀山殿の別殿・川端殿で、亀山上皇の皇女昭慶門院(嘉子内親王)の御所となり、女院の養子になられた世良(ときなが)親王(御醍醐天皇皇子)はここで北畠親房・夢窓らから教養を受けられた。親王が亡くなった時、親房は出家して京都を去り、後醍醐天皇は夢窓に命じて寺に改めさせ、親王の菩提を弔わしめられた。その後、火災等により変遷があるが、中門に足利義満の三会(さんね)院の額を掲げている。開山堂に夢窓国師像を安置し、その床下蓮華形自然石の下に夢窓の遺骸を納め、本堂背後東寄りに世良親王の御墓がある。右京区嵯峨天龍寺造路町

基本情報

正式名称 臨川寺
住所・所在地 嵯峨天龍寺造路町33

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