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御室の桜(名勝)

御室の桜(名勝)

  仁和寺や足もとよりぞ花の雲 春泥

  ねぶたさの春は御室の花よりぞ 蕪村

 など古来和歌や俳句にうたわれた御室の桜は、里桜を主とし、車返し、有明など白色系のものが約200本あり、背丈が低く、つつじのように根元から枝を張って花が咲くので俗に「お多福桜」と愛称されている。4月20日頃に満開となるので、おそ咲きの桜で知られ、開花時の盛観さは、今昔を通じて変わらない。

 はじめは、高貴な人々のみが、観桜を許されていたが、宝暦7年(1757)頃、門前の住民が困窮しているのをあわれんで花見時にかぎり境内に茶店を出すことを認め、以来、一般庶民も花見を楽しむことができるようになった。右京区御室大内仁和寺境内

基本情報

正式名称 御室の桜(名勝)
住所・所在地 御室大内仁和寺境内

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