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仏光寺

仏光寺

 佛光寺は、越後流罪に遭われた親鸞聖人が赦免された翌年建暦2年(1212)に京都に帰られ、山科の地に草案を結ばれたことを起源としている。

 親鸞聖人在世当時、真宗の教えは関東を中心に広がりを見せていたが、親鸞聖人がお亡くなりになり、南北朝時代に第7世了源上人が、教化活動の拠点を京都に置き、西日本一帯の布教活動に力を入れた。

 元応2年(1320)には、寺基を山科から今比叡汁谷(現・京都国立博物館辺り)に移し、天正14年(1586)には豊臣秀吉の懇請により、寺基を五条坊門(現在地)に移した。

 京都の中心部に移転して400年余り、その間にも多くの苦難に見舞われたが、門末の念仏相続の御懇念によって佛光寺の法灯は守り継がれてきた。下京区高倉通仏光寺下る新開町

基本情報

正式名称 仏光寺
住所・所在地 高倉通仏光寺下る新開町397

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