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駒札・歌碑

五条坂

五条坂

 この立札の建っているところを中心にして、西は大和大路通まで、東は坂を登って清水坂に至るまでの間を五条坂という。  近年、道路の整備拡張に伴い、昔の姿は失ったが、このあたりは、清水坂と供に清水焼の陶工の家が多く、上品で風雅な清水焼が造り出されたところである。  清水焼は、室町時代中頃に始まるといい、寛永年間(1624~1644)に野々村清兵衛(ののむらせいべい)(仁清(にんせい))が出てその名声を高めた。その後、青木木米(あおきもくべい)、高橋道八(たかはしどうはち)、尾形周平(おがたしゅうへい)、清水六兵衛(きよみずろくべい)、清風与平(せいふうよへい)、真清水蔵六(ましみずぞうろく)、三浦竹泉(みうらちくせん)など多くの名工が輩出して、製法と意匠の研究が進められ、西陣織、京友禅と並ぶ京都の代表的伝統産業となった。その独自の芸術性は海外にまで高く評価され、輸出商品としても好評を博している。東山区東大路五条西北角遊行前町

基本情報

正式名称 五条坂
住所・所在地 東大路五条西北角遊行前町

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