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高雲寺

高雲寺

 九龍山(くりゅうざん)と号し、臨済宗永源寺派に属する。  この地は、文徳天皇の第一皇子惟高親王(これたかしんのう)が閑居された高雲(こううん)の宮址と伝えられ、貞観11年(869)、親王は、ここで落飾され、宮を改めて当寺を創建したといわれている。  創建当時は、真言宗の祈祷所として栄え、祈祷を行う際には、村役人をはじめ里人が集まり、謡曲の「田村」を奉納したり、寺に柩を近づけないなどの風習があったと伝えられている。  寺宝には、惟高親王が書写したといわれる大般若経(惟高般若(これたかはんにゃ))六百巻のほか、近郷の人々がこれを拝むとすぐに病が治ったと伝える大般若経説相図や貞観時代(859~877)作の薬師如来像、山越如来像などがある。  また、当寺のある中畑町及び出谷町では、毎年8月24日に、愛宕山への献火行事として「松上げ」の行事がとりおこなわれる。北区雲ヶ畑中畑町

基本情報

正式名称 高雲寺
住所・所在地 雲ヶ畑中畑町190

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