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南岩倉明王院不動寺 空海作「石像不動明王」

平安京遷都の前103年(691年)、今から約1330年前創建の寺である。空海作「石像不動明王」が本尊である。
平安京造営時(794年)、桓武天皇は王城鎮護のため平安京の東西南北に四つの磐座(石倉)を定めたが、明王院はその一つで、「南岩倉」と称したと伝えられている。
天暦年間(947~957年)の賀茂川氾濫による堂舎流没や、応仁の乱で荒廃し、石像も塵芥の中に埋もれてしまった。
天正年間(1573~1592年)豊臣秀吉は、聚楽第造営に際して苔むした本尊不動明王を得て霊験を感じ、旧知に堂舎を建立してこれを再び奉安したという。
太平洋戦争末期京都にも空襲が来ると言われて、本尊を本堂下の磐座に避難させた。それから約70年やっと元の厨子に安置し、2012年11月24・5日、牛若丸・弁慶の旧「五条大路」活性化の一環としてご開帳を盛大に執行した。

基本情報

正式名称 南岩倉明王院不動寺 空海作「石像不動明王」
よみがな みなみいわくらみょうおういんふどう くうかいさく「せきぞうふどうみょうおう」 
通称名称 松原不動
よみがな まつばらふどう
住所・所在地 京都市下京区松原通麩屋町東入石不動之町675
アクセス 市バス4・17・205「河原町松原」下車、西へ200m
開催日時 -
営業時間 -
定休日 -
TEL 075-361-0978
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