薬師寺
平安初期の818年(弘仁9)、世に蔓延する悪病を憂慮した嵯峨天皇が、弘法大師に薬師如来の彫刻を命じた。この像が本尊の薬師如来坐像である。嵯峨天皇勅願の寺として大覚寺に属していたが、明治時代以降、浄土宗知恩院派に属し、清凉寺の境内塔頭となっている。寺宝に嵯峨天皇像、阿弥陀三尊像などを伝え、もとこの寺の付近にあった福生寺の遺仏と伝える地蔵菩薩像や小野篁像を安置している。「生六道(しょうのろくどう)」と称された福正寺は、小野篁が冥土から帰り着いたところと伝え、その出口という7基の井戸が発掘された。ただしこの井戸は間もなく埋め戻され、宅地となっている。
基本情報
正式名称 | 薬師寺 |
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よみがな | やくしじ |
通称名称 | 薬師寺 |
よみがな | やくしじ |
住所・所在地 | 京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46 |
アクセス | 京都バス61・62・71・72・81「嵯峨釈迦堂前」下車、徒歩5分 |
開催日時 | - |
営業時間 | 10:00~15:00 |
定休日 | - |
TEL | 075-861-2868 |
ホームページ | https://saga.yakusiji.net/index.html |
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