華開院
浄土宗。開基は後深草天皇皇子、光岸法達親王とし、後深草天皇の意を受けて創建されたと伝える。当初は安居院大宮(大宮通寺之内下る花開院町・樋ノ口町あたり)の地にあり、守良親王の遷御により五辻御所と呼ばれた。応仁の乱で西軍の陣となり焼失、その後秀吉の都市計画により寺町通今出川上るの地に移り、1668年(寛文8)現在地に移転となった。後醍醐・光明・後光厳・村上の4天皇の綸旨を賜った勅願寺である。三井寺の僧向阿(のちに浄土宗大本山清浄華院第5世)が当院に隠遁して浄土宗に改められた。本尊は阿弥陀如来坐像。慈覚大師円仁の作、大師随身の像であり、坂本の念仏堂に祀られていたものを向阿が迎えたという。この像は東山真如堂の本尊と同木の霊像として伝わる。室町時代には皇室との関係が深く、公家たちの墓が今も移し葬られている。崇賢門院・通陽門院等の陵墓の他、足利義政の妻・日野富子の墓もその中にある。
基本情報
正式名称 | 華開院 |
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よみがな | けかいいん |
通称名称 | 五辻御所 |
よみがな | いつつじごしょ |
住所・所在地 | 京都市上京区天神筋通丸太町上る行衛町440 |
アクセス | JR嵯峨野線「円町」駅下車、徒歩6分 京都バス61・62・63・65「丸太町御前通」下車、徒歩2分 市バス「円町」または「丸太町御前通」下車 |
開催日時 | - |
営業時間 | - |
定休日 | - |
TEL | 075-811-2852 |
ホームページ | - |
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