即成院
泉涌寺塔頭。寛治年間(1087-94)に、藤原頼通の子橘俊綱が、伏見山に営んでいた山荘に、阿弥陀如来ならびに二十五菩薩像(重文)を安置し、即成就院と称したのが始まり。1902年(明治35)現在地に移転した。那須与一ゆかりの寺として知られ、本堂裏に墓がある。また10月第3日曜に行われる二十五菩薩お練り供養が有名。
建立:平安時代後期
即成院にある平安時代から江戸時代にかけて作られた重要文化財彫刻。本堂内丈六の阿弥陀如来像を中心に、半等身の二十五菩薩像を左右に配し、阿弥陀如来が二十五菩薩を率いて極楽浄土から来迎する様子を現したもの。二十五菩薩像のうち十一体は平安時代の作、他は江戸時代の補作である。
■那須与市の墓
即成院の境内にある。
1185年(文治1)屋島の戦で扇の的を射落とし、那須与市宗高は名をあげたが、出陣の途中病気になり伏見の即成院に平癒を祈願し武勲をたてたことが忘れられず、のちに剃髪し入信した。墓と寺は再三移転して現在地に定まる。
基本情報
正式名称 | 即成院 |
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よみがな | そくじょういん |
通称名称 | 那須与一さん |
よみがな | なすのよいちさん |
住所・所在地 | 京都市東山区泉涌寺山内町28 |
アクセス | JR・京阪電車「東福寺」駅下車、徒歩約5分 市バス「泉涌寺道」下車、徒歩約3分(300メートル) |
開催日時 | - |
営業時間 | 9:00~16:00 |
定休日 | 無休 |
TEL | 075-561-3443 |
ホームページ | - |
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