金剛寺(八坂庚申堂)
天台宗。創建年代は不詳。本尊は青面金剛で、大阪四天王寺、東京浅草寺とともに日本三庚申の一つ。庚申(こうしん)とは、60日に一度まわってくる庚申(かのえさる)の日を意味し、道教では、庚申の夜は寝ている人間から三尸(さんし)の虫が抜け出し、天帝に悪行を告げて寿命を縮めるといわれており、庚申の夜を徹夜して過ごす「庚申待ち」が行われていた。八坂庚申堂は正式名称を金剛寺といい、道教の庚申待ちとは無関係だったが、本尊・青面金剛が三尸の虫を食べるといわれることから、庚申待ちの夜に拝まれる対象に。こうして、八坂庚申堂は庚申信仰発祥の地として、広く親しまれるようになっていったという。現在も庚申堂では、庚申の日、護摩焚きやこんにゃく焚きの行事を行っている。「くくり猿」は、欲望のまま行動する猿の手足を縛ることで、わがままな自分の心を戒めるために作られたお守り。欲を一つ我慢して、本尊の青面金剛に奉納することで、願いを叶えてくれるといわれている。
基本情報
正式名称 | 金剛寺(八坂庚申堂) |
---|---|
よみがな | こんごうじ |
通称名称 | 八坂庚申堂 |
よみがな | やさかこうしんどう |
住所・所在地 | 京都市東山区金園町390 |
アクセス | 市バス「東山安井」下車、徒歩約4分 京阪「祇園四条」駅下車、徒歩約15分 |
開催日時 | - |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | - |
TEL | 075-541-2565 |
ホームページ | http://www.geocities.jp/yasakakousinndou/ |
この情報を共有する
-
Twitterでシェア
-
Facebookでシェア
-
LINEで送る
URLをコピー