二尊院
小倉山と号し、天台宗山門派(延暦寺)に属する。承和8年(841)慈覚大師が創立した華台寺の旧跡と伝えられるが、長く荒れていたのを法然上人の高弟湛空(たんくう)が再興した。
本堂に發遣(ほつけん)釈迦と来迎弥陀の二尊像(重要文化財)をまつるところから二尊院の名が起った。
境内は楓樹が多く、本堂の後の山は、百人一首の
小倉山峯のもみじ葉心あらば
今一度の御幸またなん 忠平
の歌で名高い小倉山で昔から紅葉の名所として知られている。
また、大堰川開墾者角倉了以や、儒者伊藤仁斎、その子東涯などの墓がある。定家卿が百人一首を撰んだ時雨亭は、この小倉山の山腹にあったともいわれる。右京区嵯峨二尊院門前長神町
基本情報
正式名称 | 二尊院 |
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住所・所在地 | 嵯峨二尊院門前長神町27 |
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