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常寂光寺

常寂光寺

日蓮宗の寺院である。慶長元年(1596)、本圀(ほんこく)寺十六世究竟(くきょう)院日禛(にっしん)が、この地に隠棲(いんせい)して開創した。寺域が小倉山の中腹を占め、幽雅閑寂で、天台四土にいう常寂光土の観があるところから常寂光寺の寺名がつけられたといわれる。  多宝塔(重要文化財)は元和6年(1620)の建立で、並尊閣(へいそんかく)といい、前面に霊元天皇の勅額を掲げている。本堂は伏見城の建物の一部を当寺二世通明院日韶(にっしょう)が移転修造したものといわれる。仁王門はもと本圀寺客殿の南門を移転、妙見堂は能勢妙見を分祀し、歌仙祠には藤原定家(ていか)・家隆(いえたか)の木像を安置する。また、時雨亭は定家山荘がこの付近であるとして建てられたものである。右京区嵯峨小倉山町

基本情報

正式名称 常寂光寺
住所・所在地 嵯峨小倉山町3

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