六道珍皇寺
俗に‘六道さん’で知られる。臨済宗建仁寺派。空海の師慶俊が開基といわれる。京の盆の始まりはこの寺の迎えの鐘。昔、この寺が鳥辺野の葬場の入り口にあったことから、ここが、現世と冥界の生死の境つまり「六道の辻」と考えられ、今昔物語にもある当寺の由緒ある諸説の梵鐘「迎え鐘」によって精霊がこの世によみがえってくると信じられた。本堂裏の二つの井戸は、小野篁が冥土へ通った往還の井戸という不思議な伝説も残り、閻魔堂には、閻魔大王像とともに小野篁像が合祀されている。境内の散策は自由。但し堂内(重要文化財の本尊薬師如来や冥途通いの井戸、地獄絵等)の拝観は事前申し込みが要る。
創建:836(承和3)年
六道珍皇寺にある藤原期(平安後期)作の重要文化財彫刻。その坐像は、蓮華台の上に結跏趺坐をし、左手は趺坐の上に仰向けて薬壷を捧げ、右手は施無畏印(せむいいん)を示す。
頭部が古く、他は後に修復もされているようであるが、重厚味のある坐像。
拝観は事前に電話、FAX、ハガキで申込みが必要。
基本情報
正式名称 | 六道珍皇寺 |
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よみがな | ろくどうちんのうじ |
通称名称 | 六道さん |
よみがな | ろくどうさん |
住所・所在地 | 京都市東山区松原通東大路西入北側小松町595 |
アクセス | 京阪電車「清水五条」または「祇園四条」下車、徒歩約20分 市バス「清水道」下車、徒歩約5分 |
開催日時 | ホームページ参照ください。 |
営業時間 | - |
定休日 | - |
TEL | 075-561-4129 |
ホームページ | http://www.rokudou.jp/ |
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