西院春日神社
平安時代 天長11年(833)2月27日 淳和天皇のおぼしめしにより 奈良 春日大社より御分霊を迎えておまつりされて以来 皇室のご信仰があり 現在でも皇室の様々な御祈願を奉仕いたしております 特に 淳和天皇の皇女崇子内親王が疱瘡(天然痘)を患われた際 当社に祈願をされたところ 内親王の身代わりとして神前の石に疱瘡が移り ご快復されてから病気平癒・災難身代わりの神とされ 以来この石は「霊石 疱瘡石」として 毎月1日・11日・15日に特別に公開されます。また 御祭神は藤原氏の御祖先にあたり 平安時代以来藤原一族が崇敬され 四月の大祭には御神前に京都御所をはじめ 近衞家・九條家・冷泉家・山科家等 藤原氏ゆかりの旧公家より奉納の藤花が披露されます。
貞明皇后ご由緒の御賜の藤や、旧公家奉納の藤の開花時期は、気候により祭典日とずれます。
また祭典は本殿内で行われるため、一般の見学は祭典開始直後のごく一部に限られます。
春日祭
10月第2日曜に春日祭神輿渡御が行われます。前日から神社近隣には多くの露店がたち並び、両日とも祭典の行列巡幸が行われるため、周辺道路では交通規制が行わるほどの大規模なお祭です。とくに日曜日の午後から行われる神輿渡御がもっとも盛大で、春日大神・若宮大神がお乗りになった豪華絢爛な二基の神輿が、勤皇隊の維新軍楽列を先頭に、五基の剣鉾、馬六頭、八乙女、稚児、御神宝列など千人もの大行列が西院一帯を巡行されます。巡行中、西大路四条交差点が通行閉鎖され、剣鉾と神輿が交差点内を廻る「巴廻り」のほか、行在所では八乙女により古式ゆかしい「御前神楽」が披露され、18:00ころ、奈良 春日大社から遣わされた使者が神輿を出迎える中、二基の神輿が神社に帰着し、拝殿を三度回るしきたりになっています。 これが有名な「西院の拝殿回り」で、京都市内でも屈指の大祭です。
■梛石(なぎいし:通称 撫石さん)
本殿の西側にある摂社・還来神社前にあり、この石を撫でて旅行安全を祈ったり、病気の際にこの石を撫でたその手で患部を撫で、健康の回復を祈ったことから「撫石」とも称される。
基本情報
正式名称 | 西院春日神社 |
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よみがな | さいいんかすがじんじゃ |
通称名称 | 春日神社 |
よみがな | かすがじんじゃ |
住所・所在地 | 京都市右京区西院春日町61 |
アクセス | 阪急電車・京福電車「西院」下車、徒歩約3分 市バス「西大路四条」下車、徒歩約3分 |
開催日時 | - |
営業時間 | 常時開門 授与受付 9:00~18:00 |
定休日 | 無休 |
TEL | 075-312-0474 |
ホームページ | http://kasuga.or.jp |
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