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東北院の軒端の梅

「東北院」境内、本堂の東側にあるバラ科のウメ。「軒端の梅」は、平安時代の女流歌人和泉式部が「東北院」に手植えした遺愛の梅である。この梅は、世阿弥元清作の謡曲「東北」(とうぼく)の題材となっている。
この梅を詠んだ和歌に、「むめの香を 君によそへて みるからに 花のをりしる 身ともなるかな」(梅の香りをあなたの袖の香りになぞらえて眺めていたら、梅の花が咲く時節を知る身となりました)『和泉式部続集』などがある。

「東北院」は、藤原道長の没後、長元3年(1030年)に、その長女である上東門院彰子の発願によって、道長建立の法成寺の一郭に常行三昧堂が創建されたことに由来する。法成寺境内の東北にあったことから「東北院」と呼ばれるようになった。
延暦13年(794年)に、桓武天皇が平安京の表鬼門の守護神について、伝教大師(最澄)に尋ねられところ、「大弁財天がよろしいでしょう」と答えられた。そこで、桓武天皇の勅命を受け、伝教大師(最澄)が彫ったと伝わる「大弁財天」を御本尊としてお祀りしている。

基本情報

正式名称 東北院の軒端の梅
よみがな とうぼくいんののきばのうめ
通称名称 -
よみがな -
住所・所在地  京都市左京区浄土寺真如町83番地
アクセス  京都市バス 錦林車庫駅下車 徒歩8分
開催日時 -
営業時間 午前10時から午後4時まで
定休日 不定休
TEL 090-4904ー7931
ホームページ https://kyoto-toubokuin.com

料金・入場料・拝観料

参拝無料(一部施設の拝観は要確認)

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