全国に3400の寺院を持つ臨済宗妙心寺派の大本山。1337(建武4)年花園法皇が関山慧玄を招いて開山。この地にあった法皇の離宮を禅寺に改めた。応仁の乱で多くの堂塔を焼失したが、細川勝元・政元親子らの援助で再興。その後、豊臣、徳川家をはじめ諸大名が帰依し、隆盛を極めた。南から三門、仏殿、法堂と重文の伽藍が一直線に、その周囲に46の塔頭が並ぶ。大灯国師墨跡(国宝)をはじめ、仏像、絵画、障壁画、庭園など多くの文化財を所蔵。梵鐘(国宝)は最古の銘を持つ。
建立:開創1337(建武4)年 中興1432(永享4)年
※2024年5月20日より約2年間の間終日、工事のため大庫裏の拝観ができません。拝観場所が法堂のみとなります。(延長の可能性あり)
①「禅道会」毎月7,8日、6:00~7:30
坐禅の後、法話約1時間 500円(団体不可)
②「大衆禅道」毎週土曜17:30~日曜9:00、研修センター(禅塾)に宿泊し修行
初回入会金含んで2,000円、2回目以降1,000円
③修学旅行生禅寺体験学習(通年)
7:00~20:00(行事日不可)
40名(クラス以上)~260名(小人数班別不可・要相談)
1時間~(法話・坐禅) 800円~1,000円
※1か月前までに要申込み
一般(大学生以上)禅寺修行体験有り。(宿泊含む)要相談
■法堂
妙心寺にある江戸時代建築の重要文化財建造物。明暦2年(1656)建立。住職が法要儀式を行うところで、須弥壇だけを設ける。仏殿より一層大きく、一段と禅宗様(唐様)に徹した造りになっている。内部の鏡天井に狩野探幽筆の雲龍図がある。常時公開。儀式のため、拝観できない場合他の伽藍を案内。
■仏殿
妙心寺にある江戸時代建築の重要文化財建造物。天正11年(1583)建立、文政10年(1827)再建の唐様建築。内部に拈華の釈迦如来坐像と阿難・迦葉両尊者の像を安置する。参拝可…内部には入れません(15:00閉門)
■三門
妙心寺にある桃山時代建築の重要文化財建造物。山門とも記す。慶長4年(1599)建立。階下左右に山廊を付した唐様建築で、上層正面は桟唐戸になっており、儀式の時は参拝可。(6月18日 9:00~10:00)
■浴室
妙心寺にある江戸時代建築の重要文化財建造物。天正15年(1587)建立、明暦2年(1656)再建。明智光秀の叔父、密宗和尚が光秀の追善菩提のために建立したとされ、「明智風呂」と呼ばれる。内部は蒸風呂と洗い場になっている。
■勅使門
妙心寺にある桃山時代建築の重要文化財建造物。慶長15年(1610)惣門として建立された、下立売通に面して建つ四脚門。
■黄鐘調の鐘
国宝。698年(文武2)の鋳造と日本最古の梵鐘で、吉田兼好の『徒然草』にも記されている名鐘。昭和48年までは妙心寺境内の鐘楼に吊るされていたが、現在は保存のため法堂内に安置され、現在はCDで美しい音色が聴けるようになっている。
ガイドによる20分おきの案内。
9:10~11:50、12:30、13:00~16:40(11~2月は15:40まで)
基本情報
正式名称 | 妙心寺 |
---|---|
よみがな | みょうしんじ |
通称名称 | - |
よみがな | - |
住所・所在地 | 京都市右京区花園妙心寺町1 |
アクセス | JR「花園」下車、徒歩約5分 市バス・京都バス「妙心寺前」下車、徒歩約3分 京福電車「妙心寺」下車、徒歩約3分 |
開催日時 | - |
営業時間 | 9:10~15:40(受付終了) ※3~10月 16:40(受付終了) |
定休日 | 本山行事日は他所を案内(無休) |
TEL | 075-461-5226 |
ホームページ | https://www.myoshinji.or.jp/ |
【拝観料金】
大人500円/中学生以下200円
※2024年5月20日より約2年間の間、工事のため大庫裏の拝観ができなくなります(延長の可能性あり)。
最新の休止・変更情報
大庫裏は、2024年5月20日から約2年間拝観休止(延長の可能性あり)。※法堂(雲龍図)は拝観可
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