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法界寺

法界寺

 東光山と号する真言宗醍醐派の寺で、日野薬師(ひのやくし)として親しまれている。
 平安時代後期の永承六年(一〇五一)に日野資業(ひのすけなり)がこの地にあった日野家の山荘を寺に改めたことに始まる。日野家は藤原氏の流れをくむ貴族で、浄土真宗の開祖・親鸞や室町幕府八代将軍・足利義政に嫁ぎ政務で手腕を発揮した日野富子らを輩出している。
 代々一族が堂塔を整え荘厳美麗を極めたが、兵火で焼失し、現在は本堂(重要文化財)と阿弥陀堂(国宝)が残るのみである。
 本堂の薬師堂には、伝教大師作と伝わる薬師如来を胎内に納めた本尊・薬師如来像(重要文化財)と脇侍日光・月光菩薩、運慶作とも伝わる十二神将(重要文化財)が安置されている。この本尊に祈願すると、授乳のご利益があるということから、通称「乳薬師(ちちやくし)」とも呼ばれている。
 阿弥陀堂は平安時代後期の阿弥陀信仰の高まりと末法思想の普及に伴い建てられたもので、定朝様の阿弥陀如来坐像とともに国宝に指定されている。
 毎年一月十四日には「裸踊り」が催され、踊りに用いられた下帯は妊婦の腹帯として厚い信仰を集めている。

基本情報

正式名称 法界寺
住所・所在地 日野西大道町19

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