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法界寺

法界寺

 東光山と号し、日野薬師ともいう。永承6年(1051)日野資業(ひのすけなり)の本願によって創建された。もと天台宗であったが、いまは真言宗醍醐派に属する。

 代々日野家の一族門葉が資材をなげうって堂塔を整えたので荘厳美麗をきわめていたが、応仁の兵火にかかって焼失し、いまに残るものは本堂(重要文化財)と阿弥陀堂(国宝)の二宇である。

 本堂は康正2年(1455)の古建築で、重要文化財指定の本尊薬師如来像(伝・伝教大師作)と脇士日光月光十二神将(伝・運慶作)を安置する。この本尊に祈願すると、授乳の霊験があらたかであるという。

 阿弥陀堂は永承年間(1046~1053)に建造され、国宝で定朝式の阿弥陀如来座像を安置している。

 これらの仏像は我国美術史上稀世の作として有名である。伏見区日野西大道町

基本情報

正式名称 法界寺
住所・所在地 日野西大道町19

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