興臨院
当院は大徳寺の塔頭で、大永年間(1521~1528)能登の畠山義総が仏智大通禅師を開祖として建立したといわれ、みずからの法名を寺号とした。 当院の方丈・唐文・表門そして所蔵の椿尾長鳥模様堆朱盆は重要文化財である。 方丈は創建後に火災にあったが、天文2年(1533)に再建されたらしく、さらに畠山氏衰微ののち、天正年間(1573~1592)前田利家によって修復なども行なわれた。方丈玄関の唐門は室町時代の禅宗様式を見事にあらわしており、表門も創建当初のもので「興臨院の古文」として有名である。 一方、バイタラ樹の名木がある枯山水の庭や茶席「涵虚亭(かんきょてい)」のおもむきが深い。 なお、墓地には畠山家歴代の墓や久我大納言夫妻の墓など、当院ゆかりの人々の墓も多くある。北区紫野大徳寺町
基本情報
正式名称 | 興臨院 |
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住所・所在地 | 紫野大徳寺町80 |
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