2023年02月01日(水)
京都市ビジターズホストがおススメする朝観光 七条・東福寺エリア「京都 東山の古刹をめぐる緑陰の朝さんぽ」
京都屈指の紅葉の名所であり、渓谷美と荘厳な伽藍を誇る東福寺。臨済宗東福寺派の大本山です。広大な境内寺域をのんびり歩き、自然を満喫できるのが早朝の魅力です。塔頭寺院や庭園を拝観するも良し、和風カフェでお抹茶や和菓子をいただくも良し。
喧騒を離れ、のんびりと観光を楽しめる朝のおさんぽウォーキングコースをご紹介します。
京都観光の玄関口、京都駅にあるホテル「ザ・サウザンド京都」からスタート。JR奈良線で東福寺駅下車、10分ほど歩くと見える東福寺の北門から山内に入りましょう。
東福寺境内ウォーク
土塀に囲まれた境内には25か所の塔頭（山内寺院）が立ち並び、荘厳な雰囲気です。木々の緑陰を楽しみながら、折れ曲がる道を歩きましょう。「鳥羽伏見の戦い」の戦没者の菩提寺である退耕庵（たいこうあん）、藤原道長の不動明王が安置された御朱印が頂ける同聚院（どうじゅいん）などの塔頭が並びます。しばらく歩くと、渓谷にかかる木造の臥雲（がうん）橋が。ここから紅葉で有名な通天橋を眺めます。新緑も美しく、冬は通天橋がはっきり見えて、季節を問わず楽しめます。
東福寺本坊庭園 の重森三玲の庭
日下（にっか）門から国指定 名勝の東福寺本坊庭園へ。東西南北に四つの庭が配された、重森三玲の庭です。長大石と白砂がモダンな枯山水の南庭、葛（かずら）石とサツキの市松模様の東庭、切石とコケのデザインが美しい西庭、円柱の石を北斗七星に見立てた北庭があります。「一切の無駄をしてはならない」という禅の教えから、切石など材料は全て再利用され、斬新なスタイルの庭園になっています。拝観の後は、国宝の三門や禅堂、などの伽藍を眺めながら散策しましょう。
【住所】京都市東山区本町15丁目778
【時間】境内拝観自由
本坊庭園 4-10月 9:00-16:00(16:30閉門)、11-12月第1日曜日 8:30-16:00(16:30閉門)、12月第1月曜日-3月 9:00-15:30(16:00閉門)
【電話】075-561-0087
【アクセス】市バス「東福寺」から 徒歩約８分
JR京都駅からJR奈良線｢東福寺｣｣駅｣下車 徒歩約10分
★プラス情報★
東福寺塔頭 光明院
六波羅（ろくはら）門に近く、喧騒を離れた静かなお庭でひと時を過ごせるお寺です。前庭には勝負の守護神「摩利支尊天」が。玄関にある竹筒に志納金（300円程度）を入れて入場します。方丈前に広がるのが重森三玲の枯山水庭園「波心庭（はしんてい）」。苔とツツジ、白砂のコントラストが目を惹きます。白砂は大海を、サツキとツツジが雲を表します。中央の三尊石組（三つの石）から放たれた光が立石となって放射状に並ぶ、ダイナミックなお庭です。縁側や座敷に座り、ゆったりと庭を鑑賞しましょう。
【住所】京都市東山区本町15丁目809
【時間】7:00-日没（通年）
【電話】075-561-7317
【アクセス】JR・京阪電車「東福寺」駅から 徒歩約10分
京阪電車 「鳥羽街道」駅から徒歩約５分
竹情荘（ちくじょうそう）
光明院近く、静かにたたずむカフェです。明治の四条派の画家、平井楳仙（ばいせん）氏と、表千家地方教授の平井満貴（まき）夫婦の別邸で、一階の和室と洋室を開放されています。風情ある茶室や庭園を眺めながら、お抹茶やコーヒー、お菓子をいただけます。
絵画や茶道などの文化教室としても使われており、ゆったりとした贅沢な時間に癒されます。
【住所】京都市東山区本町15-756-2
【時間】要問合せ （看板を表に出している間）※予約可・不定休
【電話】075-561-3277
【アクセス】京阪電車「鳥羽街道」駅から徒歩約7分
このエリアを散策したあとは、京阪鳥羽街道駅または東福寺駅から京阪七条駅へ。京都国立博物館や三十三間堂のある七条通りに足を伸ばすのもいいですね。
Chika
京都市出身、小中学校英語講師。伝統工芸や茶道体験、芸舞妓鑑賞、日本酒等の通訳経験あり。マイブームはキャンプと自転車ボタリング。朝は旦那さんの焼いたパンと焙煎コーヒーで元気をチャージしています。
https://www.kyotovisitorshost.com/ja/profile.php?id=chikadon
喧騒を離れ、のんびりと観光を楽しめる朝のおさんぽウォーキングコースをご紹介します。
京都観光の玄関口、京都駅にあるホテル「ザ・サウザンド京都」からスタート。JR奈良線で東福寺駅下車、10分ほど歩くと見える東福寺の北門から山内に入りましょう。
東福寺境内ウォーク
土塀に囲まれた境内には25か所の塔頭（山内寺院）が立ち並び、荘厳な雰囲気です。木々の緑陰を楽しみながら、折れ曲がる道を歩きましょう。「鳥羽伏見の戦い」の戦没者の菩提寺である退耕庵（たいこうあん）、藤原道長の不動明王が安置された御朱印が頂ける同聚院（どうじゅいん）などの塔頭が並びます。しばらく歩くと、渓谷にかかる木造の臥雲（がうん）橋が。ここから紅葉で有名な通天橋を眺めます。新緑も美しく、冬は通天橋がはっきり見えて、季節を問わず楽しめます。
東福寺本坊庭園 の重森三玲の庭
日下（にっか）門から国指定 名勝の東福寺本坊庭園へ。東西南北に四つの庭が配された、重森三玲の庭です。長大石と白砂がモダンな枯山水の南庭、葛（かずら）石とサツキの市松模様の東庭、切石とコケのデザインが美しい西庭、円柱の石を北斗七星に見立てた北庭があります。「一切の無駄をしてはならない」という禅の教えから、切石など材料は全て再利用され、斬新なスタイルの庭園になっています。拝観の後は、国宝の三門や禅堂、などの伽藍を眺めながら散策しましょう。
基本情報
東福寺【住所】京都市東山区本町15丁目778
【時間】境内拝観自由
本坊庭園 4-10月 9:00-16:00(16:30閉門)、11-12月第1日曜日 8:30-16:00(16:30閉門)、12月第1月曜日-3月 9:00-15:30(16:00閉門)
【電話】075-561-0087
【アクセス】市バス「東福寺」から 徒歩約８分
JR京都駅からJR奈良線｢東福寺｣｣駅｣下車 徒歩約10分
★プラス情報★
東福寺三名橋をめぐる
東福寺山内には西から東へ、臥雲橋・通天橋・偃月（えんげつ）橋の三つの木造の橋があり、渓谷の眺望が楽しめます。通天橋は、青紅葉など紅葉以外の季節もおすすめ。東側の偃月橋は、落ち着いた雰囲気で穴場です。朝の清々しい空気の中、自分だけのビューポイントを探すのも楽しいですね。
東福寺塔頭 光明院
六波羅（ろくはら）門に近く、喧騒を離れた静かなお庭でひと時を過ごせるお寺です。前庭には勝負の守護神「摩利支尊天」が。玄関にある竹筒に志納金（300円程度）を入れて入場します。方丈前に広がるのが重森三玲の枯山水庭園「波心庭（はしんてい）」。苔とツツジ、白砂のコントラストが目を惹きます。白砂は大海を、サツキとツツジが雲を表します。中央の三尊石組（三つの石）から放たれた光が立石となって放射状に並ぶ、ダイナミックなお庭です。縁側や座敷に座り、ゆったりと庭を鑑賞しましょう。
基本情報
光明院【住所】京都市東山区本町15丁目809
【時間】7:00-日没（通年）
【電話】075-561-7317
【アクセス】JR・京阪電車「東福寺」駅から 徒歩約10分
京阪電車 「鳥羽街道」駅から徒歩約５分
竹情荘（ちくじょうそう）
光明院近く、静かにたたずむカフェです。明治の四条派の画家、平井楳仙（ばいせん）氏と、表千家地方教授の平井満貴（まき）夫婦の別邸で、一階の和室と洋室を開放されています。風情ある茶室や庭園を眺めながら、お抹茶やコーヒー、お菓子をいただけます。
絵画や茶道などの文化教室としても使われており、ゆったりとした贅沢な時間に癒されます。
基本情報
竹情荘【住所】京都市東山区本町15-756-2
【時間】要問合せ （看板を表に出している間）※予約可・不定休
【電話】075-561-3277
【アクセス】京阪電車「鳥羽街道」駅から徒歩約7分
このエリアを散策したあとは、京阪鳥羽街道駅または東福寺駅から京阪七条駅へ。京都国立博物館や三十三間堂のある七条通りに足を伸ばすのもいいですね。
ライター情報
Chika京都市出身、小中学校英語講師。伝統工芸や茶道体験、芸舞妓鑑賞、日本酒等の通訳経験あり。マイブームはキャンプと自転車ボタリング。朝は旦那さんの焼いたパンと焙煎コーヒーで元気をチャージしています。
https://www.kyotovisitorshost.com/ja/profile.php?id=chikadon
